侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

文人画家西松りょう波先生アットギャラリー81イン谷中

2010-11-17 11:32:43 | Weblog
  あなさやけ茶和会の本席で正客をしていただいた西松先生との出会いは印象的でした。   先生がそこにおられお話するだけで茶室の中に先生の詩がほとばしり、さわやかな  グラデーションのあるあたかも色を感じさせる画が描かれていくようであった。   私たちはその画の中に登場する人物のように先生の筆で心地よくあやつられていくような感覚。   懐かしい方に再会したような心地がした、のだった。 . . . 本文を読む

「アニミズムと文学」三省祭りイン京都大学東京オフィスバイ東京自由大学

2010-11-17 11:04:16 | Weblog
東京は神田の生まれの山尾三省は都会を捨て、屋久島へ。  森の中の家で自然を友として暮らす事に真価を見出さそうとした山尾の  スピリットを追悼し、今を生きるわれわれが受け取るべきは何かを語るシンポジウムが開催された。  パネリストは田口ランディ、宮内勝典、鎌田東二。  それぞれの視点で語られる山尾の願いは今こそ光があてられ、回帰すべき地点なのではないだろうか、、 . . . 本文を読む