あなさやけ茶和会の本席で正客をしていただいた西松先生との出会いは印象的でした。
先生がそこにおられお話するだけで茶室の中に先生の詩がほとばしり、さわやかな
グラデーションのあるあたかも色を感じさせる画が描かれていくようであった。
私たちはその画の中に登場する人物のように先生の筆で心地よくあやつられていくような感覚。
懐かしい方に再会したような心地がした、のだった。 . . . 本文を読む
東京は神田の生まれの山尾三省は都会を捨て、屋久島へ。
森の中の家で自然を友として暮らす事に真価を見出さそうとした山尾の
スピリットを追悼し、今を生きるわれわれが受け取るべきは何かを語るシンポジウムが開催された。
パネリストは田口ランディ、宮内勝典、鎌田東二。
それぞれの視点で語られる山尾の願いは今こそ光があてられ、回帰すべき地点なのではないだろうか、、 . . . 本文を読む