侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

哀しみを食べてしまう「やさしいサメ」

2012-08-14 00:01:36 | Weblog
 この絵の作者は、社会福祉法人長尾福祉会セルプきたかせ、アトリエjet's のartist阿部友美さん。  障害者福祉事務所で就労を目的に活動をしており、絵画を選択している。  「このサメはねいつでも、どんな時でも、かなしい事や辛いことを食べてくれるからね、、」  と、友美さんはお母様からサメの絵が描いてあるハンカチを渡されたのだそうです。  爾来、彼女はサメの絵ばかりを描き続けていたらしい、、   8/1から開催された「色を織る展2012年」で、この深い深い深海を思わせる青が  目に飛び込み、吸い寄せられ、釘付けになり、息をのみ、「ふっ」と大きなため息がもれた。 . . . 本文を読む