侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

11/27東日本大震災復興支援門天プロジェクト、終えました、、

2011-11-30 11:18:21 | Weblog
 このイベントに参加して下さったお嬢さんから戴いた感想への
返信。













  早速メールをありがとうございました。

鎌田先生のお話に共感して下さると確信してました。

石毛はかれこれ20年以上前から鎌田東二氏に心酔しており、
彼の活動に共感することが多く、今回のイベントも
そもそもは鎌田先生によびかけたものだったのですが、
彼は京都大学の教授でもあり、京都での活動のみならず
東京自由大学の創立者でもあり多忙を極めている故に
石毛に企画運営一切をお任せします、、というのが
発端でした。
勿論私一人では担いきれませんので
かくも多くの方々にお力をかしていただき実現した次第です。

 彼が言うように、表層的な除染を超えて、その深層に脈々と流れる
日本の霊性をこそ取り戻すべきだと、、そこまで分け入って行くには
覚悟がいると言うことをいっているのではないか、、、、とおもうのです。

 だからこそ、日本の各地に残る芸能にその霊性の片鱗をみとめるのでしょうし、
行く先々に点在する神の社に日本の霊性のルーツをみるのだとおもうのです。

 宮崎監督が一環して撮りつづけてきた映画はまさにその霊性に向き合わせてくれるものだったとも思います。

もののけひめも天空の城ラピュタも風の谷のナウシカにも常に文明と森羅万象に宿る精霊でもある霊性との
相克を描きつづけてきたのではないでしょうか。

 その予感を、この度の311は現実の物として突きつけてきたのだとも言えるのではないかと思っています。

これほど手厳しい現実に向き合わせなければ、気づけなかった私たち、

 その事に気づかねばならぬという覚悟、も必要だろう、、とおもうのです。

 もう、経済発展や物質にあふれかえるのが進化だという錯覚から
抜けだし、ほんとうに大事なものは何かに気づくことを
 求められているのだと感じています。

 その気づきこそが、次元上昇ということ「アセンション・プリーズ!」なのだっ!と思っている私です。

 もうこれまでの価値概念にしがみついているばやいじゃないのだ、、

モノという表層ではなく、その奥深くに宿るモノノケと交換する力をとりもどし、
 モノではなく気の方から豊かさを感受する未来を構築せねばならぬのではないかとおもうのです。

 そう言う社会にシフトすることのほうが心地よく、且つ、持続可能な未来につながるんだということを
多くの人々が確信出来るようになっていって欲しいともねがいます。

 鎌田先生はその為の普及啓蒙活動を執筆、講演、聖地巡礼、被災地行脚を通じて
行っておると確信しています。

 その鎌田先生から指針をしめしてほしくもありました。

 そして何時も心の中で鳴り響くのは、
宮沢賢治のこの言葉です

 世界全体がしあわせにならないうちは個人のしあわせはあり得ない、、

 世界が一の意識を持ち、輝く宇宙の微塵となりて無方のそらにちらばろう、、

 その思いが今回のイベントに向かわせるエネルギーとなりました。

これからは女川とじっくり息長くつながっていけたなら、、と願っております。

 RQの手仕事の先輩たちからもお知恵を戴きたいと願っております。

 デハ又です。

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