侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

古拙の微笑み

2009-07-30 23:44:52 | Weblog
 かつて、少なくとも一週間に2~3回は素通りしていた仏像たちに
改めて出会って、すごく懐かしいようなやっとちゃんと出会うときがきたような気がして感慨深い。

 ただ何となく眺めていたのと、ちゃんと先生のお話をうかがってから向き合うのとでは
見方が全然違う。
 学ぶ楽しさというのはこのように知らなかった霞がかった世界がクリアーになる喜びだろうか。

 早速、東博のパスポート会員になった。
 
 足繁く通う人になろう!かつて素通りしていたひとつひとつにしっかり向き合っていこう、、
 
 視界が広がった向こうには何があるのだろうか、、それも楽しみだ。

 この彫刻はかつて、法隆寺宝物館の学芸員をしておられた先生が一番好きっとおしゃっていたような気がする。
私もとても惹かれる。
 今度のレポートには木彫の菩薩立像を取り上げてみたいと思っている。


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