侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

口琴ワークショップ

2009-10-02 13:06:19 | Weblog
 西武鉄道西武園線「西武園駅」で下車すると目の前にすぐ狭山丘陵八国山がひろがっている。
シルバーウィークの中日にしては下りる人もまばらで西武園大丈夫?!なのかなあとちょっと気になった。

 丁度お昼になったので体験の里へ行く前に一人ピクニックをすることにし、八国山の入り口の気持ちのよさそうな落ち葉に腰を下ろして、持参したガーリックパンと、栗、リンゴでランチ!!をした。腹ごしらえもしていざ、たいけんの里へ!

 線路沿いに歩いて行くと、片側は民家、片側は八国山を借景にした「たいけんの里」があらわれる。今年の5月にオープンしたばかりのピカピカの施設、なのだけれどもとても暖かみのある手作り感満載でコンセプトもしっかりしていて、ほぼ毎日のように体験メニューがあり、近所の子ども達にとっても身近に学べる安心な施設になっている感じがあった。多分に学芸員のコムロさんが尽力しているのだろうと思う、来館する子ども達から慕われている様子からもそれはうかがえた。

 さて、いよいよワークショップの始まり始まり、、先生は夏秋文彦さんというドラマに出てきそうなお名前の方だった、「冬彦さん!!」と叫んだら、いいえ、文彦ですと冷静にたしなめられた。そんな名前が登場するテレビドラマがあったけっ
 参加者の大半がMTWのメンバーではあったけれど、沖縄の方からあらゆる民族楽器に興味関心のある方、実際に口琴の展示をしている館の学芸員の方と多彩な顔ぶれで、和気藹々と進行。
 先生がとても丁寧に解りやすく吹き方を伝授して下さるので、誰でもまず音は出るし、何となく音楽をかなでているような
雰囲気で音が繰り出される。
 2種類の口琴の吹き方を教えていただいた。
 なかなか無い体感でどんどんのめり込んでいきたくなる類の代物だ。
健全にトランス状態になっていくような感じがある。
 唇に当てて吹くタイプと歯に当てて吹くタイプがあり、流布している分布もことなるようだ。
 東アジアや北方の金属文化の民族圏に分布しているような印象を受けた。
 他人には聞こえない、響きを自分だけが味わえる醍醐味もあるらしい。
 口の中で舌を絶妙に動かしながら多彩な音を繰り出し、その音を口中から頭蓋骨にまで響かせ
独特の音世界が出現するらしい、、はじめてのこととてとてもそこまではいたらなかったが、
 どこかシャーマニックな雰囲気のする楽器である。
 随分古い時代からその痕跡はあるらしい。
 今、この二種類の口琴がマイブーム、いつも持ち歩いて時々、やってみるが、なかなか頭蓋骨は振動しない、、

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