侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

もうすぐ三度目の3-11、、、、、

2014-03-07 23:38:16 | Weblog
 世の中はとんでもない事が次から次と起こり、目を疑う、耳を塞ぎたくなるような事が頻発する、、それでもとどこおりなく
 日は又昇り日は又沈む、、

 そんな日々の繰り返しの中でもあの日の事は忘れられない。

 身近に起こった出来事は皮膚に刻まれ記憶されている。

 そして、東北をさらって行った津波の爪痕、福島原発事故ではなく、事件。

 何も片付いていない感が否めない。なんの決着もついていないじゃない、、と不満がつのる。

それでも日は又沈み、日は又のぼる。

 その不条理な繰り返しの中で、自分の皮膚に刻んだ物を、何とか忘れずにともしつづけたいと願う。


 津波とともに洗いざらい、押し流されてしまった哀しみと不安と恐怖、その感覚が癒される事のある事をねがう。

  暗闇から抜け出してはや一年、その時間が哀しみを暖め、不安を安寧にむかわせ、恐怖を払拭もしてくれる、

 時という何ものにもかえられない特効薬が心も身体も癒してくれる、そのように、福島の人を岩手の人を、宮城の人々を癒してほしい。


 豪雪と行っても良い程の東京の雪は、しんしんと降りしきる夜には美しい様相を呈していたし、ワクワクする思いもあった、、


 
 

 ヘドロの中からカメタロウクンを救ってくれたのはこの少女の魂です。

 

 

 東京23区の最高峰は愛宕山!超低山登山をしてきた。男坂をのぼりきると愛宕神社があり、放送博物館では
 ラジオやテレビの変遷をしみじみと辿る事が出来て、始めてテレビの画面に向き合ったときの感動に胸が熱くなった。
 

 私の家には蒲鉾板に描かれた天照大神さまや大日如来様がおられる、私の中で描かれたお姿を蒲鉾板に書き写したのだ、、
 大切に思っている。
 
 

 

 2014年、は闇の中を行きつ戻りつ二年間も私のあく事のない吐露を黙って聞き続けてくれた
 本物のカウンセラーを超えるとすら思える、清澄白河でギャラリーをしておられる大切なお友達とお節をもちよりながら 
 静かで、穏やかな元日を迎えた。

 

 もうすぐ三回目の3.11がくる。

 あの日の思いを忘れずに灯し続けたいと思う。


 春、新しいマック君を迎え、新しいマック君でこの文章を打つ。




 おひな様は又来年までおやすみ。

 今、ここを大切に精一杯生きたいと思っている。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。