侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

あなたも微生物ペットを飼ってみませんか!

2010-07-01 00:13:08 | Weblog
 葉山のごみゼロプロジェクト担当の雨宮さんがいみじくも仰っておられたが

 ついさっきまで食べていた美味しい物達が数分後には忌み嫌われる生ゴミと化す、その前に自前で処理しちゃうのが
ベストでしょう!と
 私も同感!です。
 大量に集めて、バイオ処理するよりも、自分の力で循環させられる唯一のごみと言えば生ゴミしかないっ!

 ビンも缶もペットも紙も自分ではリサイクル不可能だが、生ゴミはちょっとした手間で
 循環させることができるのだ、それも
 全く自然の摂理だけで可能になる仕組みで、、

 電気もいらない、○○菌もいらない、いるのはバケツが三つ、それも重ねて置けばスペースはとらない。


 これは第1のバケツ、ゴミ箱を再利用したものだが、この中にお茶がら、野菜、果物の皮、卵のから、
 お魚の骨など、水分と塩分には多少気配りをして投与する、その上に堆肥をかぶせて
 薄めの布をかぶせて置く。

 微生物君はあんまり脂っこいのや水っぽいのは好まないらしい。
 糸状菌君や放線菌君達がそれぞれの個性を活かした働きをリレーする中で
 生ゴミはどんどん分解、発酵をすすめていく。



 このバケツには出来た堆肥をいれておく、このバケツもゴミ箱の再利用。
 この堆肥をかけて良くかき混ぜる。糸状菌君も、放線菌君も空気を好む、好気性なので
 密閉してはいけない、常にかき混ぜて空気をおくってあげると微生物君も機嫌が良いのだ。

 
 

 そしてある程度、イッパイになったら、切り返しをしてあげる。
 そうじゃないと、下の方に圧縮された微生物が自在に活動できず窮屈な思いをし活動しにくくなるから、、だと
 私はおもっているのだが、、
 つまり、切り返しとはもう一回り大きいバケツに移し替えるということです。
 まあこの程度はペットの世話としてもそう難しいことではない、

 毎朝毎夕公園に散歩につれだすこともないし、シャンプーしたり、予防注射をする費用もかからないのだから
切り返しぐらいで悲鳴を上げてはいけない、、
 どうだ!切り返して大きなバケツにうつされると、こころなしか、ふわっとして喜んでいるように感じられるではないか

 

 そう、これが第二段階、そして切り替えされたバケツの中では熟成が進み、やがて、森の中で秋になると
はらはらと赤や黄色の葉っぱが無数に地面に敷き詰められるが春になるとそこはふかふかした地面になっているように
この第二のバケツの中もふかふかした堆肥予備群状態になる。

 

 いよいよ最終段階だ。
 これも再利用のスチール籠に新聞紙を敷き、第二段階のバケツの中の堆肥予備軍をあけ、お日様に当てる。
 すると数日して乾燥し立派な堆肥が出来る!というわけだ。
 カワイイ微生物ペット君達のお陰で
 蒸し暑い夏も生ごみのすえた臭いに悩まされることもなく快適に過ごせる!
 と言うわけだ、、目出度し目出度し、、と言いたいところだが、

 まあ、生ものだからサプライズ的なアクシデントはつきもの、
それはどんなペットにだってつきものなんだから
 愛情を持って接するに限る、だが溺愛は禁物である、

 構い過ぎるとろくなペットに育たない、、かもしれない
 とは言え虐待は一番いけない。

 付かず離れず、、というところかな、、

 お天道様と微生物君がいれば森の仕組みの生ゴミリサイクルは誰でも出来る!!

 さあ、あなたも今日から微生物ペットの仲間入り。

 ペット談義に花をさかせようではありませんか!!

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