侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

今宵見る人みな美しき

2009-04-04 00:10:41 | Weblog
 花のもとにて春死なんその如月の望月の頃、、西行様はその願いの通り
 その季節に待賢門院珠子様の面影を夢見ながらお亡くなりになったと「宿神」には描かれていた。
 
そんな西行様の事が想起される、半月の宵の夜桜は、何やらしめやかな風情がし、
 来し方行く末をしみじみおもってみたくなるような気分にさせられる。
 
 世の中全体がちょっとづつ沈静化していくように感じられるのは自分がその分老いたせいなのかもしれないが、
浮ついた世の中よりも静かに物思う気配が浸透していくのもこれからの日本には悪くない傾向だとも思うが、、

 今朝、はじめての容器包装プラスチックの回収を見て回り、あまりの無分別に落胆する思いがしたのが
尾をひいているのかも、、
  でも、あきらめない、、良くなる仕組みを考えて行きたいとも思う。

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