侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

容器包装プラスチック再商品化事業

2009-05-24 00:54:22 | Weblog
 9時に錦糸町を出発し
蘇我まで行き、ジャパンリサイクルさんを見学。
 午後からは青堀まで内房線で行き、エムエムプラスチックさんを見学。

 再商品化事業の実体を目の当たりにし、大量生産、大量消費、大量廃棄社会を
根本的に見直さなければの思いを強くした。
リサイクルとはいえ、大量廃棄の後始末にしかなっていないし、環境負荷や
経費等を考えると、容器包装プラスチック法に基づくリサイクルも
課題が多いなあというのが正直な思い、、

 特にジャパンリサイクルさんでごみバンカを目の前にしたときは
気絶しそうだった。

 なっなんと、、容器包装プラスチックと共に産業廃棄物の汚泥が
一緒に撹拌されている!



 容器包装プラスチック協会はランクづけをしておきながら
ガス化と言う手法において、このような状況での再商品化を
認めていること自体に矛盾を感じる。

 分別変更がはじまってから2ヶ月近く、出来うる限り、容器包装プラを
水を使わずボロ布などで拭いて汚れのない状態で出す努力をしてきたのに、、、

 汚泥と一緒にされてしまうのでは!!


 とはいえ、材料リサイクルをしてくださっているエムエムプラスチックさんでは
手選別での分別、さらに、赤外線選別もする二段構え、三段構えをしても
リサイクルされるのはほぼ半分で残渣はサーマルリサイクルとは!!

 江東区民としてはこの相矛盾する現実を目の前にしていっそう苦悩が深まった。

 材料リサイクルとガス化という幅のありすぎる再商品事業施設を見学させていただき
実に考える事が沢山ありすぎた、、、

 ごみ減量は発生抑制という視点に立つことこそが王道!

こどもまつりでの「ごみ分別釣り堀」ではリフューズに力点をおくべきだと意を強くした。



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