工匠棟梁 石原島吉は弘化、弐年「1844年」九月二十七日、佐位郡下武士村
新田に石原孫平の長男として生まれる。
幼いころ新田郡世良田村の棟梁、磐身守、中島亀次郎の元で修業してのちに
工匠として、天性の本領を棟梁としての力量を発揮するがそれ以上に、人間として
資性温厚にして厚実にとみなをかつ弟子の勲育専念し、その弟子は30有余名に
上ったと云われている、人間性に優れた人物であったです。
工匠島吉の建造した、神社仏閣の主なものは
佐波郡境町渕名の大国神社本殿
伊勢崎市下植木の曹洞宗天増寺本堂
伊勢崎市今泉町の八幡宮本殿
大東神社本殿
若い方々にも、郷土の歴史に興味を持ってもらい、それが郷土愛につながります。
益々、ご活躍ください。
由来有る地名が、合併の繰り返しにより
故実家の名称になるのが、一番残念で、
それに伴い、郷土の歴史が失われていく現状に
微力ですが、牛歩ですが努力したいと思います。