cottonの山日記

「孤高の人」を読んだのがきっかけでH15年から山にはまっています。

【さよなら鳥海山、サヨナラ私のスキー板】

2022-04-30 | 登山
今シーズン最後の山スキーの予定で鳥海山に行ってきました。今回はソロ。
水戸から往復900キロ、運転往復12時間。毎年行っているものの、やはり鳥海山は遠かった。しかし、やはり鳥海山は期待を裏切らずとても素晴らしい山でした。その山容は、美女が魅惑的な脚を日本海に向けて横たわっているようで何とも優雅で上品。因みに、鳥海山は、山形県と秋田県に跨がる標高2,236 mの活火山で、夏には数々の高山植物が咲き乱れます。
前日車中泊して5時30分にスタート。まだ他の車は1台もなかった。最初は道路に残った雪の上をシールハイクして徐々に標高を上げていったが、ところどころ雪が切れていて、その都度、板を外しブーツ歩き。その後、尾根に取り付き、ピンクテープを目印にガンバです。標高を上げていくと鳥海山全体が見え嬉しい反面、山頂はまだまだ遠くてショック。しかし、ここからが踏ん張りどころ。山の全容を見ながら登れる山は意外と少なく、こういうシチュエーションで登れるのは実に嬉しいし楽しい。登れば登るほど、その姿は少しずつ大きくなり、やっとのことで鳥海山の外輪山である伏拝岳(ふしおがみだけ:2,130 m)に到着。休憩込み6時間かかりました。早朝スタートというハンディはあったものの、1番登頂は嬉しいものです。その後、しばらくして4人が登って来ました。山頂で月山や日本海を眺めながらまた~り大休止し、いざドロップイン。ザラメ雪をひゃっほ~し、ちょうど半分位まで滑ったところで事件は起こりました。

小休止した地点において、スキー板でV字鳥海山の写真を撮っていたら、なんと右の板が傾き倒れ、あらららら~谷底(滝ノ小屋方面)めがけて流れて行く。お~い待ってくれと叫んでも自動運転の板は加速するばかり。70歳まで山スキーが出来るよう、今シーズン買った軽いフォルクルのお気に入りの板。購入出費も痛かったが、こっちの方が板かった(涙)
板納めのつもりで来た鳥海山、1本は本当に鳥海山に納めることとなってしまいました。トホホ。(2022_0428)

◆ここからスタート


◆鳥海山が見えてきた






◆ところどころ雪切れ


◆大好きなブナ


◆ツリーポケット


◆まだまだ遠い


◆大分近くなってきたぞ


◆本日の私


◆鳥海山の外輪山「伏拝岳」に到着。写真は鳥海山頂上方面


◆千蛇谷 去年滑りました


◆日本海


◆時折湧く小さな雲


◆鳥海山下の山小屋


◆事件が起きたV字鳥海山


◆帰宅時の車中から


板みつけたら教えてね(お願い)

















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