昨日は、彩の国さいたま芸術劇場で「ムサシ」を観てきました。
井上ひさし作、蜷川幸雄演出。
どうしてこんな話を思いつくのだろう?
宮本武蔵(藤原竜也)と佐々木小次郎(小栗旬)の決闘の後日談。
佐々木小次郎は生きていて、武蔵に再度決闘を申し込む。
宿泊したお寺で、二人の決闘を阻止しようとする人々。
5人6脚のシーンは、どこからどこまでが芝居で、どこからが本気なのか?
紐でつながれた足が痛そうでも、役者の楽しそうな笑顔で客席からも笑い声が
上がっていました。
ところどころ笑いをとりながら、最後は人生の教訓がきちんと盛り込まれていて
3時間半があっという間でした。
しかし、藤原竜也も小栗旬もかっこよかった
白石加代子・吉田鋼太郎・辻萬長・鈴木杏など脇を固める役者が皆芸達者で
楽しそうに演じているのを観ていると、こちらまで楽しくなりました。
完成度のたかい芝居でした。