断色
7月3日 青山円形劇場
作:青木豪
演出:いのうえひでのり
出演:堤真一、麻生久美子、田中哲司
2011年の斷食の改訂版。
死んだ母のクローンと暮らすってところは、同じだけど…
まったく印象の違う作品になってました。
母:朝子とクローン:夕子を演じる、麻生久美子はとってもきれい
最初は、たどたどしかった言葉も、だんだん達者になって…。
下ネタっぽい言葉も、恥ずかしいとか、いやらしいとかの感情が伴わないと、ただの単語に聞こえてくるものですね。
ただ、息子を「保」と呼ぶ声には、だんだんと感情が込められていくように感じました。
震災後の放射能汚染区域とか、南と北というところは朝鮮問題も含んでいるような、けっこう深いものも感じましたが、それほど難しく考えなくても充分に楽しめる作品だと思いました。
田中哲司の悪役は、ほんとうに憎たらしい。
役の上だけだと思いたいけど、ホントの性格もこうなのかしら?と疑っちゃうほど…
堤真一は、いつもよりも若く観えたのは、髪型のせい?
田舎のあんちゃんみたいで、純朴で…
保もクローンだったという真実に近づくにつれて、混乱していく様は、観ているこちらも心がひりひりしました。
あ~、もう一度観たかったな。
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