喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

エクソシスト(1973) ★★★☆☆

2017-10-27 23:43:24 | ホラー
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ワーナー・ホーム・ビデオ

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高橋ヨシキ氏がバラいろダンディでこれでもかというくらい紹介していた作品。

監督は『フレンチ・コネクション』『クルージング』などのウィリアム・フリードキン。

主演は母親役のエレン・バースティン。

助演は娘役のリンダ・ブレア、神父役のジェイソン・ミラー、老神父役のマックス・フォン・シドー。

言わずと知れたアメリカのホラー映画。少女に突然憑依した悪霊を退治するべく立ち向かう母親と神父の姿を描いています。

もう45年も前の映画になります。

しかしバラいろダンディで水道橋博士が仰っていたように、それを感じさせない映画です。

 

最初は遺跡採掘のシーンから始まる。インディジョーンズか?

ホラー映画であることを感じさせない。

マックス・フォン・シドー演じるメリン神父登場。

彼は『スター・ウォーズ フォースの覚醒』にも出演しており、本作では老神父を演じていますが実年齢は当時は40代です。

なぜこのような配役になったのか謎。特殊メイクの技術をここでも使いたかったのでしょうか。

あまりにも有名になりすぎた作品であるがゆえに、今憑りつかれたシーンを見てもギャグにしか見えず怖くはないのですが。。リアリズムタッチで悪魔祓いを描いているとWikipediaには書いてありましたが、後半になるにつれ登場人物たちと観客の意識の乖離が生じてくる。

完全に悪魔が憑りついた状態のリンダは声が別人なのだが、劇中の台詞では「声と姿は同じだが中身は違う」とか言ってる。。姿も特殊メイクでだいぶ違うんですが・・・ 

 

しかし十字架で〇〇〇するシーンは衝撃的で痛々しくて思わず目を逸らしました。

最終的に力技で悪霊倒したのには少し笑いましたが。

まさか神父二人とも犠牲になるとは思わなかった。

 

あとサブリミナルで悪魔の本体の画像が挿入されているのですが、「エクソシスト」でググるとそのキャプチャが出てきて怖くて検索するたびに怖い思いをする。

 

高橋ヨシキ氏が語る本作が世間に与えた影響というのは興味深いところです。

コメント
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