昨日に引き続き、虫垂炎との闘病の日々をお伝えするぜ!
で、無事二か月間が過ぎ、入院日を迎えたのであった。
ホッとした。二か月の間に再発する可能性も充分あったからである。
給料は下がるが、夜勤を外してもらっておいたのが良かったか。
それと、尿路感染になってから一か月間は禁酒していた。
入院は5日から1週間になるという話である。
思えば入院は小学生の頃、喘息で入院して以来である。
1泊2日だったか2泊3日だったか。
初めての手術ということで、初日は検査やら何やらして、2日目の朝に手術。
多床室であった。
何も緊張していなかった。
しかしオペ室に入る途端、内装と雰囲気が一変する。
オペ台に横になり、点滴から麻酔を注入。
麻酔入りまーすというかけ声が聞こえ、そこからは全く記憶にない。
徐々に眠くなっていくとかではなく、意識は即遮断されるのである。
起きたらもうストレッチャーに乗っていて、手術は終わっていた。
麻酔の副作用による吐き気が少々。当然傷口は傷む。
ここからが地獄。
手術から24時間はベッドに拘束されるため、飲食一切禁止、トイレにも行けないため導尿される。栄養は点滴で注入される。
導尿は初体験であった。もう意識冷める頃には導尿終わっていたが、排尿感が全くないのは辛いものがある。無意識に排尿されているのである。
ずっとベッドに横になっているのも辛い。しかも心電図やら血圧計やら巻かれているので、寝ようと思っても血圧計の圧力ですぐ起きてしまう。
何もすることがないと、スケベなことを考えるくらいしか思い浮かばないが、導尿していると勃起するとかなり痛みを伴うのである。よって何も考えられない。
3日目の朝になり便意を催すも、差し込み便器を使用。ベッドに寝ながら排便というのは、なかなか辛いものがある。結局出なかった。
昼になりようやく導尿その他諸々を外され解放される。点滴はまだ繋がれたままだが。食事が美味い。食欲は普段の半分くらい。
ロキソニンを飲んでも少し歩くのがやっとである。
4日目になると点滴もオフになり、ようやく自由の身になれるといったところか。
シャワーにも入れる!最高!
点滴オフでも点滴注入するための管は左腕につけていなくてはいけないのが若干億劫ではあるが。
入浴は1人40分まで。40分て割とシビアである。シャワー後に薬塗布したり髪乾かしていたりするとあっという間である。
食欲も湧いてくる。あ、今日はオリンピック開会式か。
病院は21時には消灯。
光源を発するものの使用は控えるように言われてしまうため、テレビもろくに観ることはできない。
向かいの人は光源発しまくりであったがな。(カーテン引いてあるものの天井がライトアップされていた)
だがオリンピック開会式は観ておきたいので許せ。コロナ禍をイメージしたプロジェクションマッピングつまらない演出だなーと思いつつ、長嶋が必死に歩いてる姿に感動するという平成生まれのくせに昭和のオヤジみたいな感性抱いたのだった。
あと、ピクトグラムは面白かったよな。
入院5日目。順調に経過しているからもう退院できると思いきや明日になりますだと。おい!!病院にはwifiが無かったため、あっという間にモバイルデータ使用量が規定量に達する。あと、俺と同日に入院してきた相部屋の患者が日に日に独り言多くなってくるのがなんとも…5日目はまじ退屈だった。入院費は計15万もした。入院前の半年間の通院代も含めれば20万は越すだろう。1か月分の給料が消えた。虫垂炎なら逆に言えばこれくらいで済む。
入院6日目。精算は先日終えているため、退院。普通ならタクシーで帰るところだが、近いので徒歩で帰った。
すぐ入浴!1週間ぶりの湯船は気持ちが良い。
まだ腹圧はかけられない。咳やくしゃみするとき、笑う時死にそうになる。
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↑こんな風になる
果たして4日後に職場復帰できるのか不安だ。デスクワークなら良かったが、ハードワークのため。まあ、もし全く仕事にならないようなら1か月くらい休職するか、思い切って退職するかw
ロキソニン飲まないとやはり眠れない。きりきり痛いのだ、臍部の穴が。
虫垂炎は、原因がはっきりしない病気だ。
過酷なシフトで身体を壊したか、ストレスか、それとも飲酒のしすぎか?
自分でコントロールできるのは飲酒くらいである。
飲酒は今後も、基本的に家では1杯のみ、翌日休みの日以外は休刊日としていきたい。もちろん、傷が治るまでしばらくは禁酒だ。
今後もまた体調崩すことがあれば、もう思い切って仕事辞めるしかないだろう。
今の職はほぼ慢性的に人手不足が常だからなー。(どこもそうかもしれんが)
まあ、デスクワークに転職したいところではある。
虫垂なくなった身体になったわけだが、その影響があるかどうかも分からない。
まだ医学的に解明されていない部分もあるらしい。
何かあればここにも追記していく。
以上!
娯楽もなくただ寝ている(しかも眠れない)だけというのは控えめに言って死刑囚ですね。
大袈裟に言うと元死刑囚(地獄行きなので)。
扁桃炎が酷い人は扁桃を取ってしまうといいますが、ある部分がなくなるとやはり影響はありそうですね。私も胃を取り去ればロクに食べられないかわりに、ストレスで悩まされることもなくなるのかな。
ポジティブな続報があれば、お待ちしてます。