アキシル 運営ブログ

訪問看護事業からDX化
空き情報検索サイト「アキシル」を公開し
訪問看護運営とITベンチャーとして発信していきます。

訪問看護請求ソフト

2020-01-16 07:31:31 | 事業所運営
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

今日は訪問看護の請求ソフトについて書いてみたいと思います。

わざケアでは訪問看護業務支援システムatHomeというソフトを使用していますが、立ち上げて最初の2年くらいはココナース、その後ほのぼのを使っていました。

立ち上げたばかりのころはやはりソフトに使えるお金が限られていますから、導入費用と月々の利用料が安いココナースを導入しました。
月々1IDあたり5000円くらいだったと思います。
最初は利用者さんも少ないため1IDで良かったのですが、現在は分かりませんが昔はすぐ固まるイメージでした。
固まってしまうなどしてちゃんとログアウトしないと、次のログインまでに30分くらい時間がかかってしまい、よくサポートに電話してすぐにログインできるように対応してもらった記憶があります。
ですので、1つ目のIDでログインできなくなった時のために2つ目のIDを契約したという記憶があります。

この当時4人くらいで動いていましたので2IDで良かったのですが、人を増やしていきたいと思っていたので、「ID増やすたびに5000円かあ~」との思いと、もし契約を解除すればすべてのデータが消去されますよ。という営業を受けて、ほのぼのを導入することとなりました。

ほのぼのは訪問看護に特化したソフトではなかったので正直使いづらかったですね。
他の事業と連動させないといけない場合はメリットがあるのでしょうけども、訪問看護単体の運営の場合はおススメはしないです。
クラウド型のソフトは契約を解除すればすべてのデータが消去されますよ。という営業を受けていました。
しかし!データは消去されませんがソフトの期限が切れたら見られなくなりますので、消去されたのと一緒ですよね。
またそのデータを見たい・引き出したい場合は、1年分の利用の権利を買わなくちゃいけないそうです。
また、利用台数を増やす際に、その権利とソフトを使うためにパソコンのスペックが高いものを要求されるため、いちいちコストがかかります。
ということで、繰り返しになりますが訪問看護ステーション単独で運営されている場合、ほのぼのは全くおススメしませんね。

次回は現在使っているソフトの紹介をしたいと思います。

ありがとうございました。
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介護現場の本音

2020-01-15 07:45:32 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

先日ドコモショップで「クソ野郎」と書いたメモを誤ってお客さんに渡したニュースがありましたね。
報道の中で、ドコモショップで働いていた元店員さんの話だと、そう思いたくもなる業務の実態がある。とのこと。
そんなに大変な業態なのかなと思いつつ、国からの規制が厳しくなる中どうやって売り上げを伸ばしていくのかが大変なようです。

国からの規制が厳しくなる中、どうやって売り上げをのばしていくか・・・あれ?これは介護業界と一緒?なんて思ってしまいました。

実際日本人って本音と建て前を使い分ける民族らしいですから、表向きでは笑顔で後ろ向けばチッなんて人はたくさんいるはず。

ドコモのニュースは当事者であれば確かに腹立たしいし二度とドコモなんか使うか!ということになるのでしょうが、みんな程度の差はあるにせよ仕事(私生活でも?)では本音と建て前を使い分けていませんか?

お客様は神様です?お・も・て・な・し?そういった精神は賃金や業務内容など従業員満足度を高くしていかないと本当にそう思えないのであって、はじめから神様と思って接しろと言われたって、それは表面的な対応になってしまうのではないのかな。と思ってしまいます。

ありがとうございました。
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暗黙知

2020-01-14 07:50:36 | 事業所運営
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

先日でた会議で初めて知った言葉があります。
それは「暗黙知」。
恥ずかしながら今の今まで聞いたことが無い言葉でした・・・。

goo辞書で調べてみると
1 主観的で言語化することができない知識。言語化して説明可能な知識(形式知)に対し、言語化できない、または、たとえ言語化しても肝要なことを伝えようがない知識のこと。
2 ナレッジマネージメントにおいて、社員や技術者が暗黙のうちに有する、長年の経験や勘に基づく知識。

暗黙知。もっと早く知っておきたい言葉でした。

なぜなら、わざケアのブランディングとは何か?と言われたら、「スタッフたち」と定義したからです。
長く働いてもらっていると、ほかの事業者の方たちとも阿吽の呼吸と言いますかスムーズに仕事ができるようになってきているんですよね。
スタッフたちがこれまで経験してきたことから得た知識や技術、経験則は絶対地域のためになると思うんです。

まさに暗黙知は地域支援に必要なものなのだと思います。

しかし、これからを考えると暗黙知だけではだめで、人手不足の世の中ですからどうにか形式知にまで整えていくことが持続可能な地域支援のためには必要なことになるのだと思います。

ありがとうございました。



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おススメ書籍から

2020-01-10 07:41:51 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

私が学生時代はポケベルとかPHSの時代でしたから、当然インターネットは身近なものではなく、調べもをするのは本からがほとんどでした。

就職してすぐの時期、今から20年くらい前になりますがお泊りの研修会に参加したときに先輩作業療法士に「興味のある本はすべて買って読んでいる」と「知識はうそをつかない」と言われました。
TVの格付けのガクトのような言葉ですよね。

もともと本が好きだったのもあったのですが、それから本を買いあさり始めました。
ただ、ジャンルとしてはリハビリや医療関係の本が中心だったので、今よりは大分知識が偏っていたように思えます。

おススメはいっぱいあるのですが、先日やまゆり園の事件の裁判があったので、関係のある本として「障害者の経済学」を読んでみて下さい。

何かで講義をさせて頂く際にはよく旧版の内容を引用させてもらっていました。今は新版も出ています。

今は、転ばぬ先の杖の制度つくり
行政は「転びそうな人」をを決めて、「杖」を与えることがサービスだと思っている節がある
「杖」を渡すことで行政が責任を果たしたと思っている
行政は「杖」があっているかは問題ではないのだ。

本当は、案ずるより産むがやすしの制度作りが良いのではないか
使いやすいサービスとは、予めカテゴライズされた画一的に提供されるものではなく、生きていくうえで「何に困っているか」を素早く察知し、困難さをもたらしている障害を取り除くこと。


さわりだけの紹介ですが「そうそう」と思いませんか?
旧版もあれば合わせて読んでいただくのも良いのかなって思います。

繰り返しますが
『「杖」を渡すことで行政が責任を果たしたと思っている
行政は「杖」があっているかは問題ではないのだ。』
公平公正にサービスを提供するためには枠組みを作ることは大事だと思っています。やっぱり不公平が合ってはいけませんからね。
でも障害を持ち在宅で生活している大半はその枠組みに、画一的なサービスに当てはまるとは限らないんですよね。

当てはまらないから困った困ったと相談に来るわけで・・・

柔軟な古いですけどファジーな対応っていうのができればもう少し生活しやすくなるのかなと思います。
個別性を重視すると人手と時間が増えますから現実的にはどうしてったら良いのか・・・。
考えちゃいますね。

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陥りやすい失敗 1

2020-01-09 07:38:23 | 業務改善
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

もう少しでわざケアは9年目を迎えようとしています。
その中身は順風満帆とはいかず、紆余曲折、波乱万丈、山あり谷あり・・・。

作業療法士としてだけ過ごしていたら決して経験できないことを経験させてもらった8年でした。

その中には経験したくない経験も多く含まれていますが、色々な経験(失敗)をさせてもらった結果、今がようやくあるのだと思っています。

失敗の序曲が
「私が頑張っているんだから、みんなももうちょっと頑張って」
「私が頑張っているんだから、いろいろ言ってこないでよ」
と、まず「私は頑張っている」だから「みんなも・・・」という思考になること。

「売上出さなくちゃ給料払えない。だから私はみんなのために頑張っている。それをみんなはなんで分からないの?」
そう考える背景にはみんなの生活を考えていることがあるのですが、正直いってスタッフにはそれは関係のない話なんですよね。

これに気付くのに4年かかりました・・・。
作業療法士が経営者になったとき、経営者個人のもつ作業療法技術についてくると思ったら大間違いなんですよね。

いかにみんなが「行ってきまーす!」と気持ちよく訪問に出ていけるような事務所にしていくのが経営者の役割なんですよね。

これからどんどんリハ職の起業者が増えてくるとは思いますが、同じ失敗はして欲しくないなあと思っています。

ありがとうございました。

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