埼玉県で新型コロナウイルス感染者が自宅待機をさせられている間に容態が急変して死亡する事例が2件発生した。
埼玉県の大野知事は反省の弁を述べているが、軽度の発症者を隔離・待機させるホテルを準備しなかった不作為の罪はきびしく指摘されなければならない。
私の住む兵庫県でも軽症患者を収容するホテルの準備が遅々として進んでいない。兵庫県の感染者数や死者の数は大阪についで多いにもかかわらず、確保したホテルの室数は大阪と比較にならないほど少ない。井戸知事は県民の命をなんと思っているのか。ボケている場合ではないだろう。
伊丹市、宝塚市、尼崎市、西宮市などのちいきは井戸知事の眼中には入っていないようだ。体制整備のきざしが見えない。
宝塚市の中川市長などは「医療従事者に拍手」などのパフォーマンスに熱心の様子だが、宝塚市内のホテルを収容施設に提供してもらう交渉を必死でやっているとは聞こえてこない。遊んでいる時ではないだろう。
責任のある地位に居る人たちは、この国難に身命を賭して働いてもらいたいと切に思う。