西田稔の爺(時事)評論

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パラリンピックの学校団体観戦、小池知事が固執

2021-08-25 10:09:38 | 政治・経済
東京パラリンピックが無観客で始まった。それはよい。
しかし、小池東京都知事は児童・生徒を学校単位で動員し観戦させるという方針を未だに固持している。
デルタ型コロナが子供たちに対しても強い感染力をもち、重症化することも少なくないというのに、この人は平気なのか。
自分がパラリンピックに強い共感を持っていることを示せば、リベラル派からの拍手が得られると計算しているのか?

末端自治体や各学校の責任者は、この件については、知事の方針に従うべきではない。
少なくとも参加を希望する児童・生徒の自由参加とすることを本人や家庭にしっかり通知するべきであろう。

この件で、小池知事に対する私の疑念はいっそう強くなった。
自分の政治的パフォーマンスのために子供たちの健康と生命を軽く扱うような人が、何かの間違いで総理大臣になってしまうようなことのないように、わたしたちは気を付けなければいけない。

東京オリンピックの寂寥感

2021-08-23 22:17:07 | コロナウイルス対策
東京オリンピックは無観客で強行され、寂寥感を残して終了した。
コロナ感染が爆発し、横浜市長選において自民系候補は大敗し、菅内閣の支持率は25%強まで下落した。
結果として、日本を代表する2大都市のトップを経歴にいささか疑念を持たれている2人の人たちが占めることになった。
(経歴については、月刊誌文芸春秋、および郷原信郎弁護士の公表文書にもとづく)
東京オリンピックを何があろうと開催すべきだと強硬に主張する論陣を張った一部の保守派論客たちは、この状況をどう考えるのか。
彼等が今そのことについて黙して語らないのはどうしたことか。
私が主張したように、やはり5月の段階で、東京オリンピックの開催を断念し、コロナ対策に総力を結集して、危機突破を図るべきであった。