西田稔の爺(時事)評論

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小川栄太郎氏(『VOICE』8月号)よく言ってくれた

2018-07-12 14:59:03 | 日記
『VOICE』2018年8月号の小川栄太郎氏評論はすばらしい。よく言ってくれたという感じです。
森友学園問題(あるいは籠池小学校土地売却問題)における朝日新聞およびテレビ・ワイドショウの異常な盛り上がりぶりを見て私はこれが安倍政権に対する倒閣運動であり、その背後に北朝鮮や中国の反日工作ならびに安倍政権による憲法9条改正を絶対に阻止したいと考える左翼・ジャーナリズムの動きがあると理解していた。普通の政治的判断力のある人ならばこう考えるのは別に不思議ではないだろう。
森友学園問題がやや下火になるかと思われた頃合いに、政権攻撃の次の材料として加計学園獣医学部新設認可問題がクローズアップされた。これによって安倍内閣の支持率は危険水域近くまで急落した。
こうした流れのなかで、なぜ反日でもなく、反安倍政権でもない多くの言論人が沈黙を守ったのか。私はそこに総理夫人・昭恵氏の問題があるように感じている。森友学園問題が大きな政治的問題に仕立て上げられていったとき、なぜ安倍昭恵氏は国民の前に姿を見せ、「私の少し軽率な動きのため皆様にご心配をおかけしました」と反省の弁を述べていれば、その後の展開はずっと良い方向に向かったに違いないと思われる。なぜ安倍総理はそれをすすめなかったのか。国政の停滞を招くこととと、夫婦の間の気まずさとどちらが重要なことなのか。そのところに感じられる違和感が安倍総理への支持率低下につながっているのではないだろうか。