西田稔の爺(時事)評論

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未完の大業:安倍総理への哀悼の辞

2022-07-10 10:25:00 | 政治・経済
安倍総理が卑劣な狙撃者の銃弾に倒れ逝去された。残念でならない。謹んで哀悼のまことを捧げる。

日本の安全保障体制の強化のため安倍総理は長年にわたり尽力してこられた。これには既に一定の成果が示されている。
しかし、日本の安全保障のシステムを拘束衣のように、身動きのできないほどに制約してきた戦後憲法を改正し、年々急速に悪化する日本周辺の国際情勢に対応するという安倍総理の念願は、ついに未完の大業となってしまった。

日本社会の平和ボケ状況に対して警鐘を鳴らし続けてこられた安倍総理が、国民の平和ボケの油断によって凶弾に倒れることとなったのは悲劇というほかはない。安倍総理の遺志をついで憲法改正と国防力強化を成し遂げるのが岸田政権の責務である。

安倍総理が亡くなって最も利益を得るのはどの国か

2022-07-09 19:19:55 | 政治・経済
安倍総理を狙撃した犯人が犯行の動機を「ある特定の宗教団体への怨み」であると供述しているらしい。
しかし、それならその宗教団体の最高幹部を狙って襲撃すればよい話で、この犯人の主張をそのまま受け取ることは愚かであろう。
犯行の意図や背景を隠すための目くらましと疑うべきだろう。犯人の背後関係を徹底的に追及する必要がある。
銃器の製造状況の詮索などよりも、犯人の身辺の人間関係やカネの動きなどこそ徹底して捜査すべきであろう。

安倍総理が亡くなったことによって自民党安倍派が混乱に陥り分裂するような事態になれば、日本の安全保障政策・防衛力強化、憲法改正へのせっかくの流れが妨げられることになる。非常に憂慮すべき事態になった。

参院選挙候補の主張、国防と憲法なし

2022-07-04 19:01:42 | 政治・経済
参院選挙の最中なので候補者の主張の評価について書くのは神経を使うが、差しさわりのない範囲で書いてみる。
私の住む地域の選挙区では、いわゆる泡沫候補では防衛や憲法改正について強い主張を打ち出している人たちがいるけれども大きな政党の候補者では誰一人として憲法改正、防衛力強化の必要を訴えているものはいない。
バラマキ給付や減税などの口当たりのよいことばかり並べて無難に票を集めようという姿勢というか、もともとそういう左派家・リベラル系の人ばかりということかな。
これでは誰に投票したらよいのか困ってしまう。情けないね。