今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
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歯の処遇

2011-01-14 10:48:27 | 実践

我が子に初めての歯が生えた時、嬉しかったのを覚えている。

少し前から、よだれが多いな…とは思っていた。

しきりにおもちゃを、しゃぶっていた。

そうしたら、ある朝、小っちゃな歯が顔を出した。

そっと触れてみると、確かに硬い。

桜貝みたいなピンク色の歯茎に、
ほんの少し出てきた歯はまるで真珠のかけらのよう。

何度も触って、嫌がられた



そんな感動的な生え方をした乳歯だが、
5~6年経てば、永久歯にその座を譲る。

20本の乳歯は役目を終えて、順次抜け落ちるのだ。



さて、この抜け落ちた乳歯、いったいどうすればいいのだろう。


昔からの慣わしでは、下の歯は屋根に投げ上げ、
上の歯は縁の下に投げ込むことになっているようだ。

どちらの歯も、上と下に向かって真っ直ぐ生えるようにという願いを込めて。


だけど現在の住宅に、縁の下はない。

土台に換気口はあるが、金網で覆われている。

それに屋根に投げ上げたって、結局は地面に落ちてくる。

もういらない歯とはいえ、子供の体の一部を野ざらしにするのは忍びなく、
かといってゴミ箱に捨てることも耐えがい。

…で、どう処分していいか分からずに、ただ何となく取ってある。

愛おしくて大切に保存してあるわけではない。

その証拠に、何かの拍子に、引き出しや棚の隅っこから、コロコロ出てくる

アメリカで、乳歯を入れておく、フォトフレームみたいな専用の箱を見たことがあるが、
抜けた歯を飾って、果たして嬉しいだろうか…?

赤ちゃんだったのに、こんなに大きくなって…と、
後からしみじみ懐かしむためのアイテムは、
乳歯より写真や作品のほうが相応しいのでは?

(ダンシャリアンの場合は、厳選した写真ね


ただなんとなく。

これが曲者だ。

昔は赤ちゃんだった息子と娘も今は10代半ば、
立派な永久歯が生え揃い、
歯列矯正もしたので、噛み合わせもばっちり、
見た目も大変よろしい。

私が乳歯を取っておく必要はないし、
多分本人たちも、欲しがらないと思う。

もしかしたら歯はおろか、へその緒だって欲しくないかも…。



よし、処分しよう。

野ざらしもゴミも嫌だから、庭に埋めよう。

歴代ハムスターのお墓の横がいいかな

今は雪が深くて無理だけれど、
家中から集めておいて、もう少し暖かくなったら土に返そう。


何千年か経って、
『旧○○時代の人類の化石、発見!』…なんてニュースになったりしてね。



今日は晴れ間ものぞいているが、今晩から、また寒波がくるらしい。

暖房機の調子が悪いので、ゆううつ・・・。



癒し画像も1枚



犬は喜び庭駆け回る~…というのは本当。

毎日、散歩のたびに大はしゃぎ。

ちなみに犬も乳歯が抜けるが、
我が家の愛犬は食べてしまったらしく、見たことはない。




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