今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

怒ってもいいんだって

2011-11-19 08:20:46 | セミナー

怒りについての考察。

人は自分が理解してもらえない時、怒りを感じる。

それも相手のものさしではなく、
自分の思うように理解してもらえないと満足しない。

怒りの背後には、「私をちゃんと分かってよ!」という叫びがある。


ここでひでこ先生が、実際に怒りを感じた時の話をされた。


「え~~~っ、やました先生でも怒ることがあるんですか?」と声があがる。


そりゃ人間なんだからね

表舞台で活躍している人なら、なおさらいろいろあるだろう。

だけど、…怒ってる姿なんて想像できない。

あの笑顔を見ていると、怒りの感情なんて元々ないのでは…と思ってしまうから。

だけどそうじゃない。

私達とまったく同じように、不当なことには腹が立つ。


問題は、その感情をどう扱うかだ。

まずは自分が怒っていることを認める。

あ~~、私は今怒っているんだな…と。

怒りを感じることは悪いこと…みたいな風潮があるが、
怒りは否定しなくてもいい。

そして、私は理解されないから怒っている、
本当はちゃんと分かってほしいんだ…と怒りの理由を認める。

そうすると不快な感情を、相手のせいにしなくてもよくなるとのこと。

つまり被害者意識に陥ることなく、感情を処理できるのだ。


う~~~ん、そうくるか。

幼少の頃から、お友達とは仲良くしましょう…と教えられてきた。

小学校に入学したら、友達は100人作らなくてはいけない。

いつもニコニコして、誰とでも仲良くするには、怒りは邪魔になる。

だから極力押し殺すようにしてきたけれど、
でもあるのに、ないって思うのは、とっても不自然。

怒りを感じたら、私は怒ってる…って認めてあげればいいのか。


気持ちがふっと楽になる。

講義を聴きながら思った。

ひでこ先生は片づけ術を伝授しているのではない。

断捨離を通して、受講生さんのセルフイメージを育てているんだ





この怒りの処理方法を実際に試してみた。


日曜日、家族はお休みだが、私は忙しい。

朝から部活用の弁当と朝ごはんを作り、洗濯機を回し、
落ち葉の掃除をして、ずっとバタバタ動き回っている。

かたや夫は、プールに行って2時間過ごし、
帰ってきたらソファにふんぞり返って、のんびり本などお読みあそばす。

私はこれから買い物に行って、昼ごはんの準備、
そのあとは、義父母に届ける夕食を作らなければならない。


き~~~~っ

なんで私ばっかり!


イライラが沸々と煮えたぎってきたので、
講座で学んだことをやってみた。


…私は怒っているんだなぁ。

なんで?

私がこんなに忙しくしているのに、
夫は昼ごはんができるのをただ待ってるだけだから。

誰の食べる昼食だと思ってんねん?

誰の親に届ける夕食を作ると思ってんねん?


…私は怒っているんだなぁ…。

なんで?

受験生のくせに、息子がまだ寝てるから。

勉強さえしていれば、全てが許されると思ってんの?

少しは家族の一員として、協力してよ。

もう11月なんだから、時間を大事にしてよ。


こんな風に、台所で小さくつぶやいただけ。


…だけど、不思議と気持ちが落ち着いた。

怒ってることとその理由を認めるだけで、
相手に対する殺意イライラが、けっこう収まった。

意外といけるかも。お試しあれ。




さてセルフイメージに関連する口癖だが、
「どうせ私なんか…」や「所詮私なんか…」を多用していないだろうか?

語彙の8割はネガティブな言葉だそうだ。

言葉には大きな力があるから、
マイナスの言葉を選んで使っていると、
セルフイメージはどんどん損なわれていく。


同様に、「~~したいと思います」という言い回しはクセモノだ。

謙虚な感じがするが、実はごまかしの言葉。

願望なのか、決意なのか、はっきりさせよう。


「年内に家を片づけようと思います」と「年内に家を片づけます」。

内容的にはほぼ同じだが、そこにこめられた決意は全然違う。


ダンシャリアンは「~~したいと思います」ではなく、

「~~します!」と言おう。


その方が潔くて、断然カッコいい。





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