意識編にたくさ~~~ん時間を費やして、
はた…っと気づいたら、時刻は4時。
まだ実践編が残っているのに、あと1時間しかない。
きっちり網羅しようとすれば、実践編だけで6時間くらいかかるはず。
でも、ひでこ先生は一番最初に仰った。
「テキストを最後まで終わらせる事が目的ではありません。」…と。
講座の内容は、基本的に同じだが、
構成や時間配分は、その時々で変わる。
参加者さんのニーズを感じ取り、臨機応変に対応しているからだろう。
今回は、意識の改革がより重要な課題だったのだと思う。
まあ、実践の部分は、はっきり言って、
1人1人が自分にあうように創意工夫すればいいだけのこと。
整頓や収納についての情報は、巷に溢れているから、
それを参考にすれば問題ない。
一番大変なのは、捨てる・捨てないの葛藤をいかに克服するかだ。
意識編で、捨てられない心理を分析・考察したことで、
あとのプロセスは格段にスムーズになる。
…という前提のもと、超駆け足で実践編。
タオルのたたみ方を実演中。
タオルもパンツも、たたんで立てて収納する。
この方法は、いろんな収納術でも提唱されている。
…が、何故立てるのか?
上から見た時、何がどれだけあるか一目瞭然だから…。
確かにそれもある。
…だけど断捨離がすごいのは、まさにここ!
タオルをたたんで立てる、
パンツを丸めて立てる、
その行為を通して、
潜在意識に自立のイメージを落とし込んでいるのだ。
タオルやパンツの自立と自分の自立。
断捨離はモノを捨てる行為を通して、
自分の中の無価値感を捨てる。
・・・それと同じこと。
断捨離は常に、着手点を提示している。
「目標を持って、前向きに生きなさい」とか、
「自分を大切にしなさい」とか、
抽象的なことではなく、いつも具体的。
だから分かりやすい。
だから着手しやすい。
自立した生き方、したくないですか?
…ならば、タオルとパンツから自立させましょう。
人の人生は、セルフイメージ通りに展開していく。
ならば潜在意識に自立を落とし込めば、
自ずと自立した生き方に向かう。
ああ、断捨離って凄すぎる!
自分の人生を整えたければ、場を整えればいい。
住まいの詰まりを取り除けば、人生の詰まりも解消する。
流れがよみがえり、
自分の想定以上の何かが向こうから流れ込んでくる。
だけど何が流れ込んでくるかは、もはや天の領域。
だから信じて、期待せず。
自分を信頼して、天を信頼して、
どんなことが起こるか、どんな人に会えるか、
どんなモノが流れ込んでくるか、楽しみに待つ。
ひでこ先生の場合、
人生に流れ込んできたのは、“出会い”だそうだ。
対談やインタビューやコラボ、
さまざまな分野の方々との出会いが流れ込んできた。
『幸福とは、縁ある人々との人間関係を噛みしめて、
それを深く味わうところに生じる感謝の念に他なるまい。』
お好きな森信三さんの言葉が、そのまま現実になっている。
講座はここで終了。
途中、涙もあったが、最後は笑顔、笑顔、笑顔。
受講生さんたちは、まるでスキップでもしそうな勢いで、
ほかほかオーラをまとって、雨の中、帰途についた。
でも講座は単なる入り口で、
断捨離の本番はこれからだ。
それぞれの住まいで、それぞれのチャレンジが始まる。
…ごきげんが訪れますように。
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