今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

タオルもパンツも

2011-11-21 08:55:16 | セミナー

意識編にたくさ~~~ん時間を費やして、
はた…っと気づいたら、時刻は4時。

まだ実践編が残っているのに、あと1時間しかない。

きっちり網羅しようとすれば、実践編だけで6時間くらいかかるはず。


でも、ひでこ先生は一番最初に仰った。

「テキストを最後まで終わらせる事が目的ではありません。」…と。


講座の内容は、基本的に同じだが、
構成や時間配分は、その時々で変わる。

参加者さんのニーズを感じ取り、臨機応変に対応しているからだろう。

今回は、意識の改革がより重要な課題だったのだと思う。


まあ、実践の部分は、はっきり言って、
1人1人が自分にあうように創意工夫すればいいだけのこと。

整頓や収納についての情報は、巷に溢れているから、
それを参考にすれば問題ない。

一番大変なのは、捨てる・捨てないの葛藤をいかに克服するかだ。

意識編で、捨てられない心理を分析・考察したことで、
あとのプロセスは格段にスムーズになる。


…という前提のもと、超駆け足で実践編。



タオルのたたみ方を実演中。


タオルもパンツも、たたんで立てて収納する。

この方法は、いろんな収納術でも提唱されている。

…が、何故立てるのか?

上から見た時、何がどれだけあるか一目瞭然だから…。

確かにそれもある。


…だけど断捨離がすごいのは、まさにここ!


タオルをたたんで立てる、
パンツを丸めて立てる、
その行為を通して、
潜在意識に自立のイメージを落とし込んでいるのだ。


タオルやパンツの自立と自分の自立。


断捨離はモノを捨てる行為を通して、
自分の中の無価値感を捨てる。

・・・それと同じこと。


断捨離は常に、着手点を提示している。


「目標を持って、前向きに生きなさい」とか、
「自分を大切にしなさい」とか、
抽象的なことではなく、いつも具体的。

だから分かりやすい。

だから着手しやすい。


自立した生き方、したくないですか?

…ならば、タオルとパンツから自立させましょう。


人の人生は、セルフイメージ通りに展開していく。

ならば潜在意識に自立を落とし込めば、
自ずと自立した生き方に向かう。


ああ、断捨離って凄すぎる!



自分の人生を整えたければ、場を整えればいい。

住まいの詰まりを取り除けば、人生の詰まりも解消する。

流れがよみがえり、
自分の想定以上の何かが向こうから流れ込んでくる。

だけど何が流れ込んでくるかは、もはや天の領域。

だから信じて、期待せず。

自分を信頼して、天を信頼して、
どんなことが起こるか、どんな人に会えるか、
どんなモノが流れ込んでくるか、楽しみに待つ。


ひでこ先生の場合、
人生に流れ込んできたのは、“出会い”だそうだ。

対談やインタビューやコラボ、
さまざまな分野の方々との出会いが流れ込んできた。


『幸福とは、縁ある人々との人間関係を噛みしめて、
それを深く味わうところに生じる感謝の念に他なるまい。』

お好きな森信三さんの言葉が、そのまま現実になっている。



講座はここで終了。

途中、涙もあったが、最後は笑顔、笑顔、笑顔。

受講生さんたちは、まるでスキップでもしそうな勢いで、
ほかほかオーラをまとって、雨の中、帰途についた。

でも講座は単なる入り口で、
断捨離の本番はこれからだ。

それぞれの住まいで、それぞれのチャレンジが始まる。


…ごきげんが訪れますように。



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◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
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