映画「ミュンヘン」

先週の事。
久しぶりに映画を見に行った。
「ミュンヘン」
１９７２年　ミュンヘンオリンピックの最中に、イスラエル人アスリートが１１人も殺された。パレスチナのテロ行為と断定され、イスラエル政府が５人を招集し、ヨーロッパ中に点在する犯行グループ１１人を暗殺すると言う話だ。

本編では時折古い映像が織り交ぜられ、当時の実際の映像らしき個所が随所にある。
暗殺を企む５人はゴルゴ13のような訓練されたスナイパーではなく、民間人であった為に、苦悩と葛藤が熱く、そして重く伝わる。
ふと、ゴッドファーザーを彷彿させられるようだ。

ほぼ３時間の上映時間で、かなり難しい映画だった。
２月４日から全国ロードショーとなっていたが、劇場は一番小さいホールで、しかも通路を挟んだ上段4列のみの寂しい上映である。
日曜日の１４時からで、しかも雨にもかかわらず・・だ。
アカデミー賞を逃した所以か・・。