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剱岳 立山縦走登山
9月中旬に2泊3日の計画で剱岳登山の計画。
今回は会社の同僚と3人で。
扇沢より準備を整えて6時過ぎ出発。
室堂は雨だった。
こんなハズではなかった・・。
黒部ダムでは曇り空だったのだが、
生憎の天候に雨具で雷鳥沢キャンプ場を目指して歩く。
雷鳥沢キャンプ場に到着。
三連休の中日にもかかわらず、テントがあまりにも少ない・・。
何やら嫌な予感がする。
雷鳥沢で小休止をしてから
本日の目的地、剣沢キャンプ場を目指す。
だいぶ雨も本降りになってきた頃に
うっすらと剣沢キャンプ場が見えてきた。
テントを設営してから、ようやく安堵に腰を下ろし
全身濡れた衣服などの着替えを済ませて一息ついていると、
ガリ君から「剱澤小屋へビール!」の誘いを受けたが、
以前雨が降る中、折角着替えた洋服に濡れた雨具を着て
再度出かける気になれず、ビール購入は断念した。
すっかりテント内で雨濡れ被害に戦意喪失していると、
小降りになった外から「剱岳見えてるよ」とガリ君。
この日は、この一瞬が見えた時間帯だったかもしれない。
この後も雨が一晩中降り続いた。
翌日の朝、
予定では3時に剱岳アタックと決めていたが、
雨が残り5時アタックに変更したが、以前雨が降る状況に
今回の剱岳登山は撤退の判断をする。
6時半、テントをパッキングして下山・・。
剱沢キャンプ場を後にすると、
無情にも後方には剱岳が見えていた。
下山に、折角だからと立山別山へ向かうことにした。
雲から雄姿を現す剱岳。
安全に登るためにも、撤退は良い判断であったと思う。
別山山頂は雲がとれて
まさに剱岳ビューポイントとなっていた。
別山山頂にザックをデポして、
北峰へ向かいながら、何度も剱を眺めてしまう。
別山から、そのまま剱御前小屋を経由して室堂へ向かう。
剱岳登山2泊3日テント泊。
生憎の天候により剱岳は断念。
後に聞いたところによると大雨警報も出ていたとのこと。
濡れた岩場の危険度や2日目の晴れ間も一時だけだったので
撤退でよかったと思う。
室堂には2連敗の山行となるが、
また再訪する、晴れた日に。
そう誓って室堂を後にした。
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