運転免許証更新

２０１０年１２月６日（月）

運転免許証の更新手続きに警察署へ行って来た。
交通安全協会の窓口に呼ばれて、手続き＆交通安全協会の入会。
その次、警察の窓口に呼ばれる順番を待って座っていると、真面目そうな女性が
話しかけてきた。

「あの～、交通安全協会って、入らなくちゃいけないんですか？」
まあ、なんとなく、交通安全への寄付って気分＝長いものには巻かれろ的な・・で
いつも入会しているけれど、任意ではある。
「入らなくても、いいそうですよ・・」
と、言うと、彼女は、
「私、ペーパードライバーで、車も持っていないし・・」
分かるわ、身分証明書に使っているのね。
「それなら、入会しなくて、大丈夫よ」
と、言うと、ほっとしたようだった。
誰かに、後押しして欲しかったんだな・・・。（＾＾）

それから、８０代くらいのおじいさんが、杖をついて、よろよろと歩きながらやってきた。
椅子に座ると、付き添いの６０代くらいの娘さんかお嫁さんらしい人が、
「私が、手続きしてくるから・・」
と、言うと、おじいさんは、
「おまえが、葉書を捨てるから、こうなるんだ！」
と、怒りモード。

葉書＝公安委員会からの更新連絡を捨てる・・・・？
交通安全協会の係りの女性がやってきて、話を聞き始めたので、ウィステもダンボの耳・・。
おじいさんは、更新期間に入院していて、免許は失効しているそう。
「お医者さんが運転して良いって言っていました？」
と、女性が聞くと、おじいさんは、
「だめとは言われていない」と・・。
おじいさんは、シルバー（人材センター）の仕事をまたやりたいらしく、そのために
車の運転免許が必要なのだそうだ。そして、また、
「おまえが葉書を捨てるからだ！」と。

家族は、運転止めさそうと、葉書を処分したのかな・・？　
それとも、おじいさんの被害妄想かな・・？
だって、おじいさん、もう運転、危なそう・・。

結局、ここでは対応出来ないことと、高齢者講習を受けなくてはならないと言われ、
「高齢者講習では、かなり長く運転をさせられますけれど、運転出来ますか・・？」
と、言われ、
「大丈夫、運転出来ます」
と、答えて、おじいさんは、杖をつき危なっかしい足取りで帰って行った。
運転免許証、おじいさんにとっては、以前の仕事＝自分に戻るための大切な証なんだろうなあ。
でも、家族の方、苦労しているなあ・・。
ウィステ、チチの免許証返納に苦労したことを思い出したよ・・。

ウィステもいつか運転免許証を返納させようと、子供たちに苦労をかけるのか？
ドキッ・・。

さて、ウィステの名前を呼ばれて、視力検査もＯＫ。
あとは、１月に３０分の講習を受けるだけ。
車＝足の土地だし、免許証のありがたさを感じます・・・。