助っ人

２０１１年８月１４日（日）


地図をたよりに行ったその公民館は、家から車で４０分のところにあった。
なんと、１０月にあるここの公民館祭の助っ人を頼まれたのだ。

水曜日のダンスサークルのＮ氏がここの公民館のサークルにも入っている。
「人数が１０人いないサークルで、公民館祭で踊るお相手がいないので困ってる。
ウィステさん、一緒に踊ってくれない・・？」

Ｎ氏はちゃんとパートナーさんがいるので、その方と踊れば・・？と言ったんだけれど、
「彼女は都合がつかず、あの人にも、この人にも断られ、ウィステさんにも
断られたら、出られない・・」
と、頼まれ、最後の頼みの綱という感じに、つい、ＯＫしてしまったんだ。

大会議室という部屋がホールになっていて、そこに来たのは、Ｎ氏だけ・・。
え～っと、うっかりしていたけれど、サークルの方たちと一緒に踊るトライアルだよね？
と、聞いたら、一組だけで踊るんですって・・！
いきなり、で、で、デモですか・・・！

公民館祭は、その公民館のダンス系サークルがつぎつぎとダンスを披露していく形だ
そうで、彼のサークルの持ち時間は、５分だそう。
そこを二人で・・？
ま、多分、お客さんは、わずかな関係者だけだよね・・ということにしておいたよ。

ルーテン（踊る順序）は、水曜日のサークルのままで、ということなのに、ついつい
Ｎ氏は、別のルーテンをいれてくるし、ちょ、ちょっと、そこは・・？
と、練習していたら、１人の男性が入室してきた。
Ｎ氏のサークルのメンバーのＳ氏だそう。

その方は、腰が痛くて踊れないから、カラオケをやりたいと言う。
しかし、持ち時間は、５分、そのうち、ダンスに３分くらいかかるから、
カラオケ時間って、２分だよ・・？出来るの・・？

Ｓ氏は、素人のカラオケとプロのカラオケの違いを話し始める。
なんでも、素人のカラオケは、メロカラといって、メロディーが全部ついている。
プロのカラオケは、ところどころメロディが無いんだそうだ。
そこがサビの部分で、歌手の歌声が、実力が出るところなんだよ～と、力説。
Ｓ氏は、そのプロ版のカラオケで歌えるのだそうだ・・。
Ｓ氏は、そのカラオケの間、２組くらいで、ブルースを踊って欲しいと言ってくる。
２組のうちの１組は、ウィステたちですね、はい・・。

だけど、そもそも、使える時間は５分だよ、５分。それで、出来るの・・？
という根本的疑問に、Ｓ氏は、もう２、３分もらえるか、館長さんに交渉してくるそうだ。

う～む、みんなの思いを乗せた公民館祭へ向けて、いろいろと動きだしているんだなあ・・。

さて、大事なことにようやく気づいた。
何を着て、踊るんだ～？
Ｎ氏は燕尾服を着るという。それにつり合うのは、ドレス・・？
持ってないよ！えらいことになったなあ。
何故、他の女性が助っ人を断ったか、はっきり分かりました・・・。（＾＾；）

良いドレスは、数十万円。ちょっと良いドレスでも、十数万円。レンタルドレスで、数万円
という世界ですが、３分～５分のためにそんなお金は払えません。
次の機会だってなさそうだし・・。
え、え～い、こうなったら、激安ドレス（←１万円以下、希望）を探して、ネットサーフィンだ～！！
と、ウィステは固く決心しました・・。