パンツに正しいたたみ方なんてあるのか??
6月、ベジフルビューティーアドバイザーの
二次試験で上京した時のことでした。
試験まで時間があったので
協会近くの紀伊国屋書店をぶらついていた時
(精神的に余裕があったわけではなく
書店で本を眺めることが
私にとって一番精神が安定する行為。)
あまりに衝撃的なタイトルに目が釘付けになりました。
正しいパンツのたたみ方――新しい家庭科勉強法 (岩波ジュニア新書) | |
南野 忠晴 著 | |
岩波書店 |
著者は英語の教員を13年してから
もういちど勉強しなおして家庭科の先生になりました。
理由は・・・
日々の自分の暮らしを自分で整える力 = 生活力
その力を身につけるには家庭科という教科が
強い味方になると思ったから。
食生活、住環境、被服環境、家族関係、経済問題など
私たちの生活に関係する事柄の基本は
家庭科にあると思ったそうです。
先生の勉強会である方が
「奥さんのパンツをうまくたためない」ことを
真剣に悩んでいました。
奥さんが、自分の下着のたたみ方にこだわっていて
そのこだわり通りにたためないことが悩みだなんて、
信じられないことですが・・・
著者は、たたみ方で悩んでいるのではなく
夫婦間の意思の疎通がうまくいっていないことに
気づきました。ちゃんと自分の意見を言えたら
ここまで悩まないと。
生活力を身につけるには家庭科が大事と
著者は断言します。
英語科から家庭科の先生に変わるぐらいですから・・・
6月に読んだ本をなぜこの時期に紹介するのか?
この本に書いてあるようなことが
私の身近なひとにおこりました。
言いたいことを言えないまま相手を誤解して
結婚寸前までいったのに、
破談になったからです。
もう少し、意思の疎通をはかるように
お互いが努力すれば
結果が違っていたのかなって
思ったから。
「正しいパンツのたたみ方」の本を読んでいる
婚約者だったらよかったのに・・・って。
人間関係で悩んでいる人、
読んでみたら気持ちが晴れやかになると
思いますよ
このおもしろいタイトル、
著者はやっぱり大阪人やった
「家庭菜園(野菜作り)がなかなかうまくいかない人がいる」と話をしてました。
その人は野菜作りのテキストを購入するなど、熱心な方でした。しかしその熱心さとは裏腹に野菜は無残な状態だったそうです。
ただ、お話を聞かせてもらってるうちに気になる点が浮かび上がりました。
それは、肥料のやり方と水のやり方です。
その人は、「テキストに肥料をやれと書いてあるから」と言って、
育ててる野菜が肥料をほしがらないときに肥料を与えてたり、
水やりも「2日に1度、水を与えろと書いてあるから」と言って、
土が十分濡れているのにも関わらず水やりをしているそうです。
偉そうなことをお話できませんが、
それを聞いたとき、「意思の疎通」も野菜作りの成功の秘訣の1つでは…と感じました。
やっぱり勝新太郎さんやね
(不法薬物がパンツに入っていた)
朝の連ドラの『カーネーション』、
これは面白いわ
(照枝先生が出てはる)
主演の尾野真千子さん、
大ブレイクすると思いますねん
(河瀬直美監督作品にも出てはる)
BS時代劇の『塚原卜伝』、
これも面白いけど、
本田博太郎さんはお公家メイク
マニュアル通りにいかないのが普通ですよね。
経験も大事な要素。
意思の疎通をはかるのは難しいですね。
意味深なタイトルですもの
いろんな連想ができますね。
朝のドラマ、コテコテの大阪の話なので
楽しみです。