このこころ
このこころ
明日になれば私も知らないこころ
ほかの人が知ってくれないにきまっているこころ(八木重吉)
私も知らないこころ。
ほかの人も知らないこころ。
誰も知らないのだから、「こころ」は孤独なのだ。
ここで言う「こころ」とは「こころ」という個体だ。
自分ではない。何故ならわたしも知らないこころだから。
「こころ」は行方不明になりました。
そうか、こころは個体なのだ。
自分では無いのだから、自分で制御することは不可能なのかも知れない。
孤独と「こころ」は同じ世界の住人なのだ。