お待たせいたしました。
C6120復活プロジェクト最終回です!!
実際はまだまだ手を施したい個所はありますが、まずはこの辺で一旦終止符を打ちます。
公式側。スノープロウは紙コップで作成
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)
非公式側。実車の比較的さっぱり感を出すため、配線は最小限にとどめた
テンダー側から。園芸用の小砂利で作った石炭も積載
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キャブまわり。従台車上はダルレッドで塗装。戦艦大和のように味が出た
サイドビュー
(クリックするとかなりの拡大画像をご覧いただけます)
ロクイチとの並び。現実で開催してもらいたいものである
今回もgooフォトチャンネルを作成してみました。ぜひご覧ください。
C61制作にあたり、今回もスプレーを大量に購入したので1万近くかかったでしょうか…。
でも、100円均一もフル活用したので、結構抑えられた方かと思います。
制作に関しては、大陸2万マイルさまの記事を大変参考にさせていただきました。
また、道具や材料の提供・アドバイスをいただいたSさまにはこの場を借りて感謝申し上げます。
今日の最初はテンダー。
ヘッドライト(後照灯?)と尾灯を取り付けてみました。
プラモデルのヘッドライトはシールドビームの形をしていたので、
ヨドバシでコトブキヤのプラユニットP142 「ボール&軸受セット」を購入しました。
それ以外にも、それっぽい感じのパーツや、配管の鎖に100円均一のブレスレットなど、
いろいろ買いそろえました。
ちなみに、尾灯は樹脂部品のランナーを切断して使用しました。
というのも、押し出しピンの跡がレンズの大きさにぴったりだったからです。
結構、それっぽい感じに仕上がりました。
台車は1部品。シリンダーをくっつけて塗装。
お遊びで上部を乗っけてみた状態
ロッド各種。銀と黒鉄色をまぜて塗装
ここまでくると、あとは組み立てるだけの状態になってきて、さながら大宮工場のよう。
動輪にロッドを取り付けた状態
動輪アップ
さあ、今回もやりました。笑
(EF5861制作のときの組み合わせ作業シーンはこちら)
(拡大すると別アングルの拡大画像をご覧いただけます)
明日は石炭積載の作業をするため、更新はしない予定です。
次は金曜土曜。完成した状態の写真を一挙公開したいと思います。
お楽しみに!
まずは炭水車から。
2時間近くかけて20mm分カットしました。実車では1m短いということになりますね。
重油タンクと増炭板、ATS車上子を再現
お手軽重油タンク
切断跡はどうしても残ってしまったため、側面はクリアファイルを貼り付けてみました。
側面のボコボコ感を少しばかり表現できた
続いて、車輪。
あんまりきれいじゃない仕上がりですが、SLなのでこれもありかと。
キャブ
窓枠は実車同様に木製を意識して茶色塗装
ボイラー
ドームはD51を流用
ちなみに、デフはつばめマーク入りだったのですが、C61には不要なので切削。
ちょっともったいない気がしましたが、仕方ありません。。。
明日は下まわりを作り進めていきます。
あれは・・・3月11日・・・東日本大震災。
震度5弱の揺れで、自室に飾ってあった1/50スケールのD51は
2mほどの高さから落下し、木端微塵(こっぱみじん)になりました。
大破したのは右にさりげなく写るD51。EF5861はパンタグラフが外れただけで済んだ
飛び散った部品の残骸。さながら組み立て前のよう
修復するにももう手の施しようがなく、処分するしかない状態でした。
しかし、このまま、というのももったいないと考えていた最中、見つけたのが↓
アリイの1/50スケール C62
この製品も楽天などで5000円以下で買えます。
発売は昭和の頃でしょうが、生産は続いているようで在庫はあるようです。
「よし、これをC6120に改造しよう!」
しかし、問題はC62をC61にできるのか?ということでした。
MITZSE HAUPTBAHFHOFさまのサイトの画像で検証してみると、
上:C61 中:C62 下:D51
重ね合わしてみると、ボイラーの大きさ、炭水車の長さは一目瞭然に違う。
デフや安全弁は少し位置が違うだけで、車輪、キャブなどは流用可能
ドームはD51のものを使えば、ごまかせそう
(C61よりD51の方が車長が長いのですね)
ボイラーの太さはどうにもならないですが、D51残骸パーツをところどころに取り入れ、
炭水車も短くすれば、C61っぽくなるはず・・・
幸いなことに、アリイのC62の完成品を見る限りでは、あまりC62っぽくないので、
これはいけそうかも!!
明日はいよいよ加工に入っていきます!
1月28日、大宮総合車両センターで復元へ向け入場中だったC6120が修繕を終えて火入れの儀式が執り行なわれた、とニュース速報されました。C6120が煙を上げて走る日が、いよいよ目前に迫ってきたのです。そこで今回は、まだ華蔵寺公園に静態保存されていたときの未公開写真と、2005年のSL重連奥利根号の写真をUPしようと思います。
華蔵寺公園で静態保存されていた当時のC6120
編集長敬白の「ついにC61 20が火入れ。」を参考に、火入れ式の画像と見比べると、
前照灯が取り付けられたほか、尾灯の撤去、スノープロウが変更になったようである。
C62 3引退以来、16年ぶりに迫力のハドソンが蘇える
火入れ式時点ではロッドは取り付けられておらず、写真にように赤ラインが入るのかは不明。
またランボードやデフ、車輪への色づけはされず、シックな感じに仕上がっている印象を受ける。
黒光りするキャブ
プレートは取り換えられたのかはわかりかねるが、プレートの淵は塗り戻された。
また、復元の時代設定が東北線仕様とかで、区名は「青」が刺さっていたようだ。
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火入れ式の様子(SANSPO.COMの1月27日の記事より引用)
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営業運転が始まるのは7月以降のようで、それまでは入念な試運転が行なわれる模様です。C11325、C57180の復活を(もしかしたらC58363も?)見守ってきた世代としても、このC6120の復活はうれしい限りです。復活はオリエント急行牽引!とは言いませんが、仕様が東北線なのだから、ぜひ大宮→小山、「はつかり」とかでやってもらいたいものです。(253系をあんなのにしてしまうような大宮支社がそんなことをするはずがないが。)
そう考えると、高崎支社は本当に頑張っていると感じます。ということで、今日は2005年の正月に走ったSL重連奥利根号の写真を公開します。今でこそ、D51498とC57180の重連なんかやったら大変なことになってしまうのでしょうが、当時は混雑はしていたもののいたって気楽に撮影できたと記憶しています。
9733レ C57180+D51498+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/03 上越線渋川~敷島間
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9733レ D51498+C57180+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/04 上越線新前橋
9733レ 同上 2005/01/04 上越線上牧
入換の様子
この日は雪というよりはみぞれで降ったり止んだり。本番はとんでもない風雪であった。
指はかじかみ過ぎて動かないものだから、シャッターは押しっぱなしだった。
9738レ C57180+D51498+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/04 上越線水上~上牧間
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9738レ C57180+D51498+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/03 上越線敷島~渋川間
電車追っかけでも、すんなりバルブ位置を決められるほど、当時は余裕だった。
9738レ C57180+D51498+12系【SL重連奥利根号】 2005/01/04 上越線新前橋
今年の春臨によれば、C57180が検査のため、その間はしばらくD51498が磐越西線へ。両車の入れ替わりにあわせてC6120も高崎へ移動する感じになりそうです。タイミングが合えば、初夏に高崎でまさかの3並びも?とも期待してしまいます。奇しくも今年は、群馬デスティネーションキャンペーンですので、D51とC61の並びをお披露目されるのは間違いないのではと考えます。願わくば、D51とC61の重連も拝んでみたいものですが、昨今のモラルなどを考えれば実現は難しいかもしれません。いずれにせよ、C61が客車を牽いて走る姿を想像するだけで心躍るような衝動にかられるのは私だけではないでしょう。