あれは、私が代表でデザインしたものです(笑) 走るEF5861が掲げた最後のHMは私のデザイン。夢のような話ですよね。
さて、我らが法政大学小金井鉄道研究会は4月1日で55周年を迎えます。昨年の団臨はこれを記念して企画立案しました。法政にもう1つある市ヶ谷鉄研は同じく4月1日で38周年になりますので、それら兼ね合いから運転が早まって昨年実施となりました。
今年だったらもう何もできませんね。EF58もゆとりも3/15で引退したのですから…
当初、55周年企画だったのでEF55 1牽引の予定でしたが、前述のとおり市ヶ谷鉄研は37周年。そのため、EF5861牽引になりました。
実行委員会を組織して、案外あっけなく決まったHMデザイン。今日はそのお話です。
最初は“踊り子”や“そよかぜ”などの既存のHMを真似したデザインも考えましたが、OBのO氏が「法政の校章」を提案。そのまま、ロクイチは校章に決まりました。(HMをデザインするにあたって大学側から正式に使用許可を得ました。)
平行して、私が知ってるHMの中でも、とりわけかっこいいと思っていたやつ。それが、オリエント急行を牽くD51498が掲げていたHM。生でみたことはありません、絵本で見ました。笑
この2条件が融合したHM。それが↓です。(転載一切禁止!個人使用も禁止!)
EF5861に付くのですから、渋い方がいいですよね。もうちょっと色を増やしたかったのですが、背景色は1色にしなくてはいけないらしく、こうなりました。。。
そして、後補機EF65用(当初ではEF65だったが、直前にEF64になった)のHMは↓。
法政の駅伝カラーを意識。ブルーとオレンジがなんとなくEF65に似合いそう?笑
「H」でかなりのインパクトを与えます。どうせ、先頭になるのは復路だけですから…
今は、自家製HMを列車に掲げることはできませんので、制作はすべてJRに認可された会社。そのため、私は直径660mmのデザインをつくるだけ。完成品は当日の品川入線まで見られません。。。
そして、当日。
OBのM氏提供。入線時、私は叫びました。。。ヘッドマークが違うのですから。。。
ロクイチ用はEF64に付いてましたがびーん
ありゃりゃ。。。似合わないなぁ…
このあと、高崎へ回送。付け替えてもらえました。良かった良かった。
ロクイチに見事にマッチしたHM。これが正調ですからね…笑
校章部分を金色にしたかったのですが、HMはただのシールなので黄土色となりました。これでも5万かかってます。
でも、これが最後のHMとなると知っていれば、完ぺきなものを作れば良かったですね…。10万は裕に超えますが。笑
こちらも正調。結局「H」が往復とも正面でした…。校章が前になったのは回送時のみ。法政さん、ごめんなさい…笑
今、ヘッドマークを掲げたいと思っても、なかなか牽く車両がないですよねぇ。。。
私の家には2つのヘッドマーク(鉄板)があります。いや~宝物ですね。
長々と閲覧ありがとうございました。みなさんは、この団臨、撮影されましたか?
本を作るにあたり、沿線で撮影された方から写真を集めて掲載したかったのですが、制作期間が1ヶ月なかったのでできませんでした。。。
今さらですが、みなさんの撮影された写真を行路順に一覧表示させるページを作ってみたいですね。(写真をクリックすれば掲載サイトにリンクするシステムで)笑
この団臨を走らせたことに関して、1冊の本を出しました。
『“ロクイチ”が走るまで』 ※頒布は終了
他にも以下のサイトで団臨について紹介しています。
●実行委員長敬白
●編集長敬白
●法政ジャーナル
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