JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

予感爆発

2017-09-15 11:31:27 | 縄文のペルシャ人

金貨がここにある蓋然性は、などと考えながら、キャップか。
持ち上げると、思わず腰に力が入る。重いぞ。
軽く擦ると、銀のような光。

銀貨だとすれば、この穴は何だ。


黒い何かで模様が描かれている。

張り付いている黄色い粘土から、赤土の層に埋まっていたと考えられ、ダムができる以前のものだ。

釣りで使う重りは鋳型で作られるし、円盤はおかしい。ネックレス、ペンダントか。

などと期待を膨らませ帰宅。比重から銀か否か、重さはちょうど100グラム。
となると現代。以外や、

≪紀元前一一一六年の、カルタゴのハンニバルがイタリア半島に進攻したとき、三〇〇グラムの日一里目を有するアース青銅貨が、たちどころに一〇〇グラム見当にまで量目を減じた。≫
≪前漢時代の海昏侯・劉賀(紀元前92-同59年)の墓の発掘で、 ... 、数量が多かった小型の黄金は1枚50グラムで40枚だったという。≫

水を基準とするグラムの概念は古かったのですね。
  まった、
  ≪1メートルは、北極からパリを通って赤道までの子午線の長さの 1000万分の1と定義≫
  切れの良さは何?

となると、分銅か。


銀と鉛、比重と硬度は10.5/11.3と2/1.5、意外と判別は難しい。
融点は961と328、しかし破壊検査はいかん。
熱伝導率は420と36、比べると大きな違いはない。となると鉛。

上の穴から紐を通し、下の穴で曲げ松脂等で固定した。天秤ばかりの重り。
古代の金製錬所跡だとすれば、ありえる。

溝のある穴の方を下として、

もしかすれば、描かれている文字はペルシャの100かもしれない。

補足のために、スラグ。

この辺の土はスラグが風化したもののようだ。

直径10センチほどの土器の底。

葉っぱをしき、その上でこねたのか、製作の様子が見える。

下の土の様子から一度流されたように見える。


分銅の方は風化したスラグの土に埋まっていたと思われる。


鉛分銅の記事
http://ken.image.coocan.jp/sub12h.html
≪天秤(後期ヘラディック文明;前15世紀;青銅製皿&鉛分銅)≫

http://www.miho.or.jp/booth/html/artcon/00000448.htm
≪バクトリア地方の鉛製の分銅は円盤型で、その両面の中心に牛の図像をあらわしたものもあります。≫

≪バクトリアのデメトリオス 1 世の発行した 6 カルコス銅貨の重量が 25.5g であり、≫

右下のくっきり残っている部分の形は足かなと思っていたが、牛、斜めだが。100gあり得ますね。

写真捜査中

http://www2.nsknet.or.jp/~mshr/report/tanni.htm
古代オリエントで広く用いられたミナは60シケル501.5g約1ポンド、2ミナ約1kg
5分の1ミナ100.3g、なるほど。

http://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_middleeast_18.html
足のようなものは、どうやら数字を表しているようです。

バクトリア地方の鉛分銅、間違い無し。

銀貨の原型は分銅だったかもしれない。とすれば銀の可能性も。
鉛か銀か - JA7GOG - ワンコに引かれてダイヤモンド探し (goo.ne.jp)

土の中での鉛の風化は、どんなんでしょう。

土壌の性質で腐食速度は異なるようですが、腐食する。腐食の形跡なし、銀、独断的決定。

 

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