JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

変種

2016-09-12 23:31:22 | ダイヤモンド
シングルピラミッド、
初めてです。溶解する事なしに地上に到達したのだろうか。
いつもなら黒くなっているはずですが緑です。
その上、内部には強い反射を起こす何かが入っています。

http://www.natureasia.com/ja-jp/clinical/research/10742
≪上部マントルの深さ320~330 kmの地点での磁硫鉄鉱から磁鉄鉱への自然な酸化反応が引き金となってダイヤモンドが晶出することがあり、ダイヤモンドが核形成して、磁鉄鉱包有物の周りに成長するようになると、磁鉄鉱包有物はダイヤモンド中に捕捉され、保存される≫2016年6月22日

磁鉄鉱を不純物とするダイヤモンドですか。

溶けた様子はありません。330Kmの深さからどんな風に現れたのでしょう。
黒は磁鉄鉱含有部分、光っているのは晶出したダイヤモンドではないか。

以下、雑論。

炭酸塩を溶媒としダイヤモンドを溶解条件下におくとグラファイトに被われるそうですが、
この石、被われているようには見えません。

溶解を起こすことなく地上に現れるには、
高圧下で溶解を起こさない温度、個体の岩石に閉じ込められ、
噴火に巻き込まれ、沈み込み帯で、あるいはマグマ溜りで押し上げられ、
大陸衝突とか、ゆっくり上昇してきたとは考えられないか。

≪ホットスポット(hotspot)とは、プレート(リソスフェア)より下のアセノスフェアに生成源があると推定されるマグマの火山活動が起こる場所をいう。≫

ピラミッドの形状を見ていると流体の中で結晶化したのだろう
と思えるし、そのように説明されている。対流する液体の中で、
シングルは降下速度が早く下面に成長が起きなかった。
斜めにシフトしているもの、斜め方向に降下したのか。
ダブルはやや降下速度が遅く上下に成長できた。

リソスフェアとアセノスフェアの境界は70Kmから100Km、
ホットスポットの熱でリソスフェアにあった母岩に流体の部分が出来、
ここで結晶化が起きたとする。噴火でホットスポットが抜け、
温度が低下するとピラミッドは個体の母岩に閉じ込められる。
後のプルーム上昇で押し上げられ、溶岩に粉砕され、
溶岩の熱が伝わる前に地表に到達すれば溶解は起きない。

アセノスフェアでも同様にホットプルーム溜りの熱で
炭素を含む母岩は流体となるかもしれない。

同じ鶯色石でも、地殻にあり大陸衝突の圧力を受けたと思われる石からは
ピラミッドは出ない。リソスフェアにあり上の条件下にあったと
思われる石からは出る。ピラミッドが出来たのは南北衝突後、
ヌーナ大陸の下と推理する。地上に運んだのはその後の火山活動。

150Kmの深さから一気に浮上したとする説、ちょいと疑問。
圧力が抜けた途端に全体が溶解するのではと、
地上に現れてから急速に冷えることは可能なのか、どうでしょ。

もっと浅い所で結晶化したとする説もある。

最新の信じられる仮説、★もちろん言っている人は不明★
核マントル境界で起きた解離水素核融合で起きた熱水爆発により、溶岩は高圧のまま温度が下がりダイヤモンドは相転移を起こすことなく地上に現れた。パイプがラッパ状なのは熱水の膨張による。

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