河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

月曜日と雨

2022年03月14日 | 菜園日誌

 月曜日の朝起きて雨が降っていると憂鬱になる。休みの日と平日、晴れと雨のギャップが大きいために憂鬱になる。しかし、月曜日は一週間に一回必ずくる。雨もいつかは降る。どうしようもないことなのだが憂鬱になる。「憂鬱」という言葉を使ったが、細かく言えば、自分の嫌な気持ちを天候や曜日のせいにして、現実から目をそらそうとしているだけ。現実に向き合って一歩進めば解消する。

 「憂鬱」の対義語は「爽快」。


 「雨が降ったら畑に入るな」という。ぬかるんだ畑に入って土を踏みつけると、土をこねているようなもので、乾くとかちこちに固まってしまう・・・と思っていたのだが、もっと大きな理由があった。雨が降り続くと、酸素を求めて作物の細根が地表に浮いてくる。それを踏みつけると、足圧で細根がズタズタに傷付き、そこに病原菌が進入し、野菜が病気になる確率が高まるからだ。

 だから、畑仕事ができない。憂鬱。
 今日はのんびりとブログの記事でも書こう。爽快。
 3月1日以来二週間ぶりの雨。抜いた雑草がまた芽を出し始めた。憂鬱。
 雨を待っていたのか、豌豆、空豆が10センチほど成長した。爽快。

 今までも、これからも憂鬱と爽快を繰りかえす。

 まあまあ、今日は花粉が少なくて楽なことよ。爽快。

※版画は瀬川巴水 (国会図書館デジタルより) 

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