月曜日の朝起きて雨が降っていると憂鬱になる。休みの日と平日、晴れと雨のギャップが大きいために憂鬱になる。しかし、月曜日は一週間に一回必ずくる。雨もいつかは降る。どうしようもないことなのだが憂鬱になる。「憂鬱」という言葉を使ったが、細かく言えば、自分の嫌な気持ちを天候や曜日のせいにして、現実から目をそらそうとしているだけ。現実に向き合って一歩進めば解消する。
「憂鬱」の対義語は「爽快」。
「雨が降ったら畑に入るな」という。ぬかるんだ畑に入って土を踏みつけると、土をこねているようなもので、乾くとかちこちに固まってしまう・・・と思っていたのだが、もっと大きな理由があった。雨が降り続くと、酸素を求めて作物の細根が地表に浮いてくる。それを踏みつけると、足圧で細根がズタズタに傷付き、そこに病原菌が進入し、野菜が病気になる確率が高まるからだ。
だから、畑仕事ができない。憂鬱。
今日はのんびりとブログの記事でも書こう。爽快。
3月1日以来二週間ぶりの雨。抜いた雑草がまた芽を出し始めた。憂鬱。
雨を待っていたのか、豌豆、空豆が10センチほど成長した。爽快。
今までも、これからも憂鬱と爽快を繰りかえす。
まあまあ、今日は花粉が少なくて楽なことよ。爽快。
※版画は瀬川巴水 (国会図書館デジタルより)