http://www.asyura2.com/13/health16/msg/169.html より転載しました
♫ 市販されている発芽玄米との違いは、元記事で読んでください。
黒瀬農舎の発芽玄米簡単レシピ (最新版)
やっと本題に入るのですが、この小表題に「最新版」と銘打っている訳をほんの少し・・・・・。
わが提携米通信では、25年くらい前から発芽玄米の作り方を何度も紹介してきました。
そして、年を経るごとに、このレシピは改良・進歩してきたのです。
その進化は、私の経験や工夫による処のものもあります。
しかし、私のレシピを見て発芽玄米フアンになった会員さんが経験や工夫をメールやお手紙で寄せて下さったというお力添えが大きいのです。
すなわち、この最新版レシピは、私の創造だけではなく、黒瀬農舎のあきたこまちをお食べくださる人々の集大成という重みのあるものなのです。
最初と比べると、実に手際(テギワ)の良いシンプル手軽になりました。
お知恵を下さった皆さんに感謝です。
では、これから始めましょう。
(夕食後から始める事例を紹介します。)
1、夕食後に、玄米をザルに入れ、ボールを受けて、蛇口から水をザッと一杯に。
2、指先でかき混ぜて軽く洗い、2度ほど水を換え洗米。
3、玄米が充分浸かるように、ザルを受けたボールに水を張る。
(そのまま流し台に放置。)
4、翌朝、玄米を軽く洗い、水を交換する。
(面倒なら省略も可。)
5、夕食後、玄米を軽く洗い、今度は、ボールには水を入れない。(この24時間で玄米の飽和給水完了。)
また、真夏やお湯を使うなどで、水温が高い場合は、ここで「発芽玄米」完成となります。
普通の場合には、その後、玄米の上に、水に浸したフキンを掛けて放置。
(玄米の表面が乾かないようにして放置)
◎ここから、水を張らない訳は、発芽には、水分、酸素、温度が必要。・・・・・・これを発芽の3条件という。
(小5の理科のテスト問題を思い出すとよい。)
すなわち、飽和給水後も 水を張ったままで、長時間置くと、水分と温度は供給されても、
酸素が不足することで発芽時間が長引いたり、時には腐ったり、カビなどでして発芽しない。
よって、水からあげ酸素を供給するという訳です。
6、1昼夜ほど放置すれば、玄米の胚芽部分が膨れてくる。それで出来上がり。
(気温によって異なる。室温が10℃以下と低く、芽の出方が少ないときはさらに1昼夜ほど待ってもよい。)
◎放置の時に表面が乾くと、表面の玄米の水分が不足するので濡れフキンを掛け、フキンが乾き気味になれば、適宜水を打つなどの工夫をする。
(打ち水は、1昼夜程度の放置など短期間の場合は、湿度が極端に低いとき以外は不要です。)
◎芽は、プッと膨れる程度、10粒に1粒程が0,5ミリ程度芽が出ていれば、ここで止める。
(芽を出し過ぎれば駄目=発芽毒。 )
◎1昼夜で仕上げたいなど、急ぐ時にお湯を使う場合、温度は、35℃を超えるとダメ。煮えます。(発芽最適温度は30℃です。)
◎夏場の気温の高い時は、芽の出過ぎにクレグレも注意してください。
(夏場は丸1日=一昼夜(夜漬ければ、翌日夜まで)の水漬けだけで十分です。)
☆生きているお米です。夏場には、芽を出した後、使う迄は、タッパに入れて冷蔵庫で保管。1週間程度風味など落ちません。
室温の高い台所に置いておくと、芽が伸び、悪臭も出て、風味も落ちます。
☆「簡単に発芽玄米が作れる」と云っても毎回作るのは面倒です。
多目に作って、出来上がった発芽玄米を、一度に使う量(カップに2つ、3つ)にポリ袋に小分け。
これを冷凍保存。(1ヶ月程度) 使う毎に水で解凍すると便利です。
炊き方と保存の仕方
例えば玄米3合(450g)を発芽玄米に前処理すると、水を含んで、容積・升目(マスメ)では4合余りに増えます。
また、重量では1,3倍程度の600グラム程になります。
炊く時の水加減は、白米の場合と同じ。
この場合の「玄米の量」は、元々の「乾いた玄米」でなくて、水に浸して増えた玄米=すなわち発芽玄米の量です。
ということは、若し、この玄米100%のご飯を3合炊くときは・・・・・
炊飯器についてくる計量カップ(これは1合=180CC)で発芽玄米を3カップ計り、軽く洗って、炊飯器に入れる。
水は、白米3合炊く時と同じの量を入れる。(次回からは、自分好みの堅さ加減に水を加減。)
電機炊飯器などのモードは、普通の「白米」にセット。
*我が家は、白米2合と発芽玄米1合を混ぜて炊いています。
この時の水加減は、少し柔らかいご飯が好きなので、水は、炊飯器の白米3合の線より少し多目に入れています。
(暴飲暴食などで胃腸の調子を崩した時に、このご飯にすると、てきめんに調子が好くなります。)
◎市販の発芽玄米は、このような手順で作ったものを、保存性を持たすために再び乾燥させたり、半乾燥脱酸素や真空包装しています。
こうすると、味が落ちる上に、値段が高くなります。
台所で作ったものは、経済的で、その上新鮮、そして甘くて美味しいです。
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発芽玄米を胚芽米に混ぜたり、白米に混ぜたりしています。
自分で作ることが出来るようです。
1日水につけ。そのつぎも1日ザルにあげて放置するだけで良いようです。今の季節なら簡単に出来そうですね。
我が家でダイエットとして、発芽玄米を取り入れたのは、ずいぶん以前ですが、ダイエット効果はありませんでしたが。実は息子の背中に出来るアトピーがすっかり治ったのです。
飽きた時は、1,2週間あけて、また再開すると言った具合でした。
本当に綺麗な背中になったのです。(半年ぐらい続けました、背中はすこしづつ綺麗になってきて、楽しみでもありました)
自家製なら、もっと栄養を生かせそうですね。そして美味しいそうです。