フォーミュラカーに限りませんが、
せっかくのスケールモデルですから可能な限りリアルな格好いいスタイルで走行を楽しみたいもの。
KスタジアムではスタッフOGTが3Dプリンターによるディテールアップパーツをトライしており
オイラは耐久テスト係です、壊す専門の(≧∇≦)
RCカーの実走行に耐える造りとなるとそう簡単ではないので、じっくりと試行錯誤を繰り返す日々を楽しんでいます。
そんななかでもこれはドライバー心理からして助かるな~というパーツがこのリヤディフューザー。
スマホケースなどでもおなじみのTPUフィラメントなのですが、こんなに柔軟性が出せるんですね。
ウイングと共締めなのでネジ穴部の肉盛りには気を遣ってあり十分な強度が確保されています。
適材適所でどんな部位でもこの材料が向いているわけではないでしょうが、
いわゆる自作でこういうパーツが作れるとはいい時代なのでございます。
現在テスト中の采ブランドフロントウイング。
同時に用意していただいた取り付け確認用の仮ステーを、こっそり走行したら2周でブチ折ったので、
OGTに泣きついて代替品を作ってもらいます。
といっても本体だってビジュアル優先の形状確認用なのでクラッシュ厳禁。
もしかするとパイロンに乗って着地しただけでも折れる可能性があります。
しかし普段と変わらない攻めで走れないとテストになりません。
ということでTPUフィラメント発進!
柔軟性は抜群ですね。これならパイロンも怖くない。
そして意外なことに、これで走っても全くバタつかないのです。
おそらく風圧で全体を均等に押さえ付けているからだと思うのですが、
ぐにょぐにょ感もしなっている感も全くありませんのでかなりリアルなテストが行えたのであります。
なおこの素材は使える3Dプリンターの仕様が限定されるし造形も難しくテクや知識が必要なんだとか。
試そうと思ったオペレーターさんはめっちゃ調べてね~。