OlderF OF-01キットに標準装備のフローティングデフにおいて、
スラストベアリングアッセンブリーが仕様変更されていますよってお話です。
本来なら「予告なく仕様変更する場合があります」の範囲なのですが、
例えば新旧持っているユーザーさんが混ざっちゃったりこれ何?ってなる可能性もゼロではないので、
メーカーさんの許可をいただいた上でご紹介してみます。
現在販売されているキットでは、スプリングワッシャーが外径9mmの小径タイプになっています。
ボールデフの動作をより安定させる目的で変更されたものです。
従来は皿バネがスラストワッシャーに覆いかぶさっていましたが(左)
小径にして面で当てるとより安定しやすくなるんですって(右)。
凄いところに着目して研究されてるんですねぇ~!
オイラも比較テストさせていただきましたが、
小径のほうが組み立てた時点での回転ムラが出にくく、
さらには走行前後でのフリクション変化も少なく安定感が高いという結果でした。
ただしこの改善具合ってのが結構マニアックな話なので分かりにくいかもです。
というのも今のボールデフはとても進化しており、
特にこのフローティングデフは従来のままでも素組みでかなりハイレベルに動作しちゃいます。
なので自分のデフが良好なのかよく分からないって方はプロショップのスタッフか
ダイレクトドライブのベテランさんに診てもらってください。
なおKスタジアムでOlderFを購入されたユーザーさんは、
スタッフOGTか、ふらふら遊んでいるオイラにお声掛けください。
皿バネが従来品ならお試し品として現行皿バネご用意いたしますよ~。
その他のユーザーさんは、メーカーサイドで何かしらアナウンスがあるかもなので、
ノーズをなが~くして情報をお待ちください( ̄ー ̄)
しかし「誰が組んでもスルスルに」という永遠のテーマにまだ伸び代が残されているんですね~。
ということで次回は「スラストベアリング編」の予定でございます。