マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

トレッドを広げる都市伝説

2024年01月06日 | ’24 OlderF


F1ナロー規格の190㎜幅対応ホイールを装着しても、実際には最大幅まで多少のマージンがあるものです。
リヤの安定感を得るために規定幅までもう少しトレッドを広げることが出来るので、
「アクスルスペーサーを入れてるんですよ~」
という話をしていたところ、メーカースタッフよりプチアイデアを伝授いただきました。


実はフランジタイプでも装着できちゃうから、そうすると耳の分ワイドにできますね~
という技です。


ちなみにSweepの接着済みタイヤだとご覧の通り、それでもまだ余裕があるくらいでした。

もちろんハイトアダプタへの掛かりは減るので全面的に推奨できる使い方とはいえませんが、
まあハブで両側から挟まれているので問題は生じないだろうと思います。

それよりも、フランジワイド化によって得られるであろうメリットが興味深いのです。
まずはフランジ厚0.7mm×両側=1.4mm分が自動的にワイド化されます。
ポロポロと面倒なスペーサーの管理から解放されるわけですね。
しかもその分支点が広がるので、ガタもしなりも減る方向となります。
たかが1.4㎜といえどもマシンの中で最も負荷のかかる部分ですし、
それなりの重量物が超高速回転しているのです。
そのひずみが生むバイブレーションの抑制はトラクションアップに繋がるのではないでしょうか。


またフランジがあることでの剛性UPも見逃せません。
1060の外輪なんてペラペラなので、軽く外圧を加えただけでもゴロゴロと回転が重くなります。
加速、減速、横Gの負荷が掛かるたびにベアリングは悲鳴を上げているのではないでしょうか。
その点フランジ付きは構造的に当然剛性が高くなります。
その分転がり抵抗の低減が期待できますよね。


今パーツ箱をあさって「そういやフランジなんて持ってるわけねぇ~じゃん!」
と嘆いているそこのあなた、もしやOF-01 BASICから買われてはいませんか?
そう、ベーシックの樹脂マウントはフランジベアリング仕様なんですね~。
捨てずにちゃんと保管されていた方、今週末はぜひテストしてみてください( ̄ー ̄)

さてこの細かすぎて伝わらないラジ話し、
信じるか信じないかはあなた次第ですっ!!


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