大学の先生の本なので、まるで講義を聴いてるよう。昔高校の倫理で習ったのから、少し
先の話のようだった。ようだった、というのは、理解できてない言葉があるから。存在、だ
の現象だの。
ただ、今までの欧州の哲学をプラトンからの、現実世界とは別にイデアの世界があるとい
う系譜でとらえることができて、それが絶対ではなく、相対化できるということのようでし
た。極端な話、 並行して読んだ、「インドで考えたこと」でレーニンが欧州より、むしろ
アジアのほうが進んでいると言ったというようなことが書かれていたが、そういう相対化も
真面目にありえるということだろう。そんな価値の大転換みたいな話をこんな固い本で読ん
だことは、非常に良かったと思う。頭をやわらかくするために学ぶってこういうことかな。
先の話のようだった。ようだった、というのは、理解できてない言葉があるから。存在、だ
の現象だの。
ただ、今までの欧州の哲学をプラトンからの、現実世界とは別にイデアの世界があるとい
う系譜でとらえることができて、それが絶対ではなく、相対化できるということのようでし
た。極端な話、 並行して読んだ、「インドで考えたこと」でレーニンが欧州より、むしろ
アジアのほうが進んでいると言ったというようなことが書かれていたが、そういう相対化も
真面目にありえるということだろう。そんな価値の大転換みたいな話をこんな固い本で読ん
だことは、非常に良かったと思う。頭をやわらかくするために学ぶってこういうことかな。