急激なダイエットによる病気 ( 肝リピドーシス )


お医者様から、ダイエットが必要と言われる子も居ますよね。

そこで、いつもの80%のごはん量にしよう!と減らす方もいらっしゃると思います。

ですが このダイエット、逆に病気を発生させてしまうことがあります。

それが 『 肝リピドーシス 』 という病気。



この病気を調べると

” 脂質代謝により 肝臓に過剰な脂肪が蓄積し肝機能障害を起こす ” とあります。

基本的に肥満の子に多く見られる病気で、ダイエット自体は無縁のような気がしますが

・ 糖尿病などのホルモン異常

・ 栄養バランスの悪い食事

・ 膵炎(すいえん)

・ 急激なダイエット

・ 引っ越しやお泊まりなどの生活環境の変化によるストレスでおこる食欲不振


など、様々な原因が絡んできます。


今回は急激なダイエットについてのお話しなので、詳しい症状などは省かせて頂きますが
黄疸が出て、なかなか治りにくい病気になってしまいます。

食事量でダイエットをさせる場合・ごはんを替えカロリーや量でダイエットさせる場合でも
一気にこれまでの 『 5%以上は減らさない 』 ように調節してあげてください。


我が家のスコ組は、全員 心臓病の子 ・ 心臓が大きい子ですので
心臓に負担がかからないよう、体重維持のために ごはん自体を替えます。
(7歳~10歳用の ごはんが適しているそうです)

例として計算してみます。

これまでは、(ロイヤルカナンのベッツプラン)
100g/ 358kcalのごはんを 体重に合わせた給与量で1日 60g与えていました。

カロリーで言えば、5%を差し引くと約340kcalまでのごはんならOK。

新しいごはん(ロイヤルカナンのステアライズド アペタイト コントロール 7+)は
100g/ 350kcalで、体重に合わせた給与量も1日 約60gなので
種類だけ替え、量は変えなくても良いことになります。

実行後に もっと痩せさせたい場合は、期間をあけて少しずつ。。。ですね。


体重維持やダイエットの際の参考になれば嬉しいです。






= 迷子のお知らせ と お願い =

【 緊 急 で す!!】

 スコティッシュ マルコ が行方不明になりました




※ もしも、マルコを保護されている方がいらっしゃいましたら

   どうか生存だけでもお知らせ下さい。ご連絡をお願い申し上げます!!


” 情報を求めています! ” 


・ 10月4日 朝~夕方16:30頃の間に、焼津市中里付近より脱走しました。

・ 19:00に見かけるも保護できませんでした。

・ 現在、付近に捕獲器を設置し ポスターを掲示して捜索しています。

・ 首輪などは身に着けていません。

・ 人間に慣れていませんので、呼んで出てくるとは思えません。


見かけた方は捕獲せず、情報を送って頂きたいです。

 (すぐに付近に捕獲器を仕掛けます)



yaizuneko@mail.goo.ne.jp までご連絡をお願いします。



マルコの命を第一に、皆様からの情報提供を求めます。

少し遠くにも、行っているかもしれません。

どうぞ、ご協力を 宜しくお願い申し上げます!!

★焼津市内のかたは情報を拡散して頂けると助かります。


2013.10.7 9:39掲載記事


追記:去勢済みの男の子です。



★ ブリーダー崩壊から救出された子です。この子だけが幸せを掴んでいません。

  心残りです。再度、ご協力をお願い申し上げます。



《連絡先》yaizuneko@mail.goo.ne.jp

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警告

1月28日、モカの検査により 先生ともお話ししました。




犬は心臓・猫は腎臓という。

そして、猫の突然死といわれることは多い。

何の兆候もなく、エコーやレントゲンまで調べる事はない。

もし調べていたら、これまでの突然死と言われている数も

もっと少ないかもしれません。





私達も、目で見て心配な子はレントゲンもエコーも行ってきました。
でも、ブリーダー崩壊や猫の種類などとは関係なく
全ての子が定期的に調べておいた方が良いと思いました。
病気が判れば、うまく付き合っていくこともできます。
突然死と言ってしまい、それがこの子の寿命と思うのは簡単ですが
家族として大切に思うのなら、必要な検査だと実感しました。


まずは、お家で呼吸数を見てあげて下さい。

安静にしている場合で 1分間

・ 20-30回以下が正常
・ 40回以下は、少し心配
・ 50回は要注意
・ 60回は、苦しい状態です。


寝ているときは、夢などを見ている場合もあります。
何回かに分けて、安定している時の数を30秒 ×2 でもいいです。

今夜にでも、測ってあげて下さい。


注:ゴロゴロと喉を鳴らしているときは、呼吸が速いです。



これとは別に、定期的な精密検査をお勧めします。




《連絡先》
yaizuneko@mail.goo.ne.jp
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ワクチンの怖い話

先日、当家かかりつけ病院の院長先生より伺いました。


猫飼い歴は9年。犬飼い歴は20年以上の当家でも


まだまだ勉強しなければならないことが沢山!


本日は、ワクチンに関する怖い話を掲載します。



この獣医さんとワクチンのお話しをしたところ


・初めてのワクチンは2度受けること。(抗体を作りやすくするため)


・2回目のワクチンは1年後


・3回目のワクチンからは3年に1回を奨める。


とのことでした。何故??


 


他の獣医さんからは毎年時期になるとワクチン接種を促す葉書が来るほど。


3年に1度の訳は。。。


 


各製薬会社から、数種類のワクチンが販売されています。


その中の 『 アジュバント 』 というものが成分に入っているものは


ワクチン関連肉腫を作りやすいそうです。


アジュバントは、ワクチンの抗体を作りやすくするために 身体に取り込みやすくするもの。


これが確実に入っているものが 『 フェロバックス3 』 というワクチン。


獣医さんも、症例を見て特にこのワクチンはお勧めできないそうです。


ノンアジュバントのワクチンを打つ事が、肉腫予防にも繋がるんですね。


 


でも、初回のワクチンを打って2回目の場合は


1回目のワクチンと同じものを打った方が抗体を作るために良いそうです。


フェロバックス3を打ってしまった方は心配ですよね。


来年のワクチンからは、是非 ノンアジュバントのワクチンを選んで下さい。


ノンアジュバントのワクチンでも、新しいものはそれなりのリスクがあります。


 


長年の経験を経て、現在この病院で使われているのは


 『 猫用ビルバゲン(Virbac) 』 だそうです。


(2022年現在はピュアバックス/ノンアジュバント)

 


それでも、ワクチンには強い成分が入っていますので


抗体が出来ていれば、3回めからの接種は3年に1度で充分との事でした。 


動物病院により、使う製薬会社が決まっている場合もありますので


接種前には、申し出て用意して貰うか


他の動物病院に電話で確認してみるのもいいですね。


 


又、打つ場所ですが 腰からお尻のあたりが適切だそうです。


もしも肉腫が出来た場合、取り除きやすいため。


ワクチンを肩に打つ病院にも要注意です。


(私もネットで調べましたが肩や首の近くに打つのはNGとはっきり掲載されていました)


怖いお話しは、腰からお尻のあたりに打っても肉腫が出来た場合はどうするのかと


製薬会社に聞いたところ 『 断足してください 』 と言われたそうです。


断足もありえるのに、毎年接種を促す製薬会社。。。恐ろしすぎです。


 


ですが、外に出してしまっている猫ちゃんや 外に出る子と一緒に暮らしている子には


年に1度のワクチンも必要になってきますよね。


治りにくい・治らない病気か、はたまた肉腫か。。。選びようもありません。


ですから、打つのなら ノンアジュバントのワクチンを接種して下さい。


 


室内の猫ちゃんは ( 抗体が出来ていれば ) 3回目のワクチンからは


3年に1度くらいを目処に ノンアジュバントワクチン と 覚えておいて下さい。


 


※ 上記は抗体が正常に作られている場合です。


  接種より1年後にワクチンの抗体検査を行い


  身体の中に充分抗体が出来ていれば3年後で良い事になります。


 


★ 利益を考えれば、こんな事は動物病院も教えてくれませんよね。


  命を第一に考えてくださる獣医さんに巡り会えて良かったです(- o -)ボソッ


 


《連絡先》


yaizuneko@mail.goo.ne.jp

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