むぎ 奇跡の1年




まずはこれまでの経緯を記します。




2021年7月28日 口腔内に腫瘍を発見。

2021年8月2日 摘出手術

2021年8月2日 腫瘍精密検査





精密検査の結果から

余命は一般的に発見から2-3ヶ月とわかり

抗癌剤等の治療はせず、穏やかに過ごしていくことを選択。

(未だ病名を文字にしないことをご了承下さい(。-人-。))






2022年2月12日 口腔内腫瘍再発を確認

2022年2月26日 分子標的治療開始

2022年3月12日 腫瘍側のリンパ辺りに固いシコリが出来る




ここまでが、これまでの経過です。




そして写真は 今のむぎの勇姿です



何事も無いのかといえば、そうではなく・・・



上記後の通院を記録します。






【 2022年3月27日 】


《 診察・分子標的薬処方のため 》


体重:5.86kg

体温:39.6℃



ステロイド・コンベニアを接種。


血液検査は次回とする。







【 2022年4月10日 】


《 診察・分子標的薬処方のため 》


体重:5.76kg(↓100g)

体温:40.1℃



《 血液検査 》





ステロイド・コンベニアを接種。



※ 肩胛骨辺りに2つの腫瘍を確認/経過観察







【 2022年4月24日 】


《 診察・分子標的薬処方のため 》


体重:5.52kg(↓240g)

体温:40.0℃



ステロイド・コンベニアを接種。

抗生物質増量







【 2022年5月8日 】



《 診察・分子標的薬処方のため 》


体重:5.42kg(↓100g)

体温:39.4℃





《 血液検査 》





高すぎたヘマトが落ち着きをみせてきました。


コンベニアを接種/抗生物質投与継続

※(情勢から)ステロイドアンプルが6月まで入手不可のため錠剤を投与

※自宅輸液を体重確認の上 200-250cc実施








【 2022年5月22日 】



《 診察・分子標的薬処方のため 》


体重:5.48kg(↑60g)

体温:39.7℃



コンベニアを接種/抗生物質投与継続

ステロイド錠剤を投与継続

※腰のあたりにしこりを確認/経過観察






【 2022年6月4日 】


《 診察・分子標的薬処方のため 》


体重:5.43kg(↓50g)

体温:40.3℃





《 血液検査 》





コンベニアを接種/抗生物質投与継続

※ステロイドアンプル入荷のため接種








どの子でも同じですが

自宅を離れることに かなりのストレスを感じていました。

分子標的薬を的確に処方して頂くためには

通院が欠かせませんが、院長先生に相談の上

これ以降は、体重・様子をお伝えし

処方して頂くように切り替えました。






自宅でのむぎは




妹のひなと穏やかに過ごしております。

しかしながら、経過記述の通り




左顎(リンパ付近)の固いシコリが大きくなっています。




触らずともわかるほどの大きさ。



口腔内の腫瘍を抑えるために

分子標的を行っていますが、そちらを押さえ込んだ分

写真の左顎や、肩胛骨辺りに2つ、腰の辺りに

シコリができました。




体重は減って

記録上の むぎのMAX体重は

2018年10月には 7.94kg だったのが

現在は 4.80kg にまで落ちました。


3.14kgの減。


一般的な猫さん1頭分です。






それでも この顎の状態で

毎日、頑張って自力で食べてくれています。




先生からは

この病の種類から、現在の生存

そしてこの顎の状態で自力での摂食嚥下は

まさしく奇跡だと伝えられています。




昨日は




やっぱり妹と一緒に穏やかに過ごしていましたが・・・




昨夜から今朝にかけて、嘔吐4回。

トイレに何度も入り、お尻も少し汚れたため

温かいタオルで拭きました。




あまり調子の良くない状態ですが

嘔吐は治まっています。




写真は ぴっちが寄り添う今朝の様子。



この後は、様子をみながらですが

強制給餌を考えています。







腫瘍発見から 1年。




私達は毎日  “ 特別な時間 ”  を貰っています。






むぎの心を第一に

それでも穏やかに過ごせる時間が残っているのなら

精一杯のサポートをしていこうと思っています。





とぉさんは時間の許す限り、むぎと共に過ごし

甘えん坊さんの むぎは ピタッとくっついています

この時間が少しでも長く続きますように。












【 今日の幸(ゆき) 】







幸も頑張って、沢山食べてくれています。

トラからの輸血によって、ヘマト30%になっている予定で

術日には下がっても27%を維持出来ていればという計算。

様子も調子は良さそうで、自力で食べてくれています。

明日の手術を頑張ってくれますように・・・






コメント ( 8 ) | Trackback (  )