大輪の花を咲かせよう 【多発性肝嚢胞】
8月5日 幸の多発性嚢胞腎による
右腎臓摘出手術が行われました。
写真は本日帰宅した 幸の様子です。
(術後を清潔に保つため、ケージの大掃除をしておきました)
ご帰還後、ウェットごはんを献上すると
すぐに美味しそうに食べてくれました(*゚ー゚*)
さてさて、ここで残念なお知らせをしなければなりません。
【 8月5日 手術日 】
体重:3.38kg(±0)
体温:37.7℃
《 血液検査 》
先週のトラからの輸血では
輸血後ヘマト:30% / 術前予想ヘマト:27%
と予想して対応して参りましたが
それを上回る33.2%のヘマトを確認。
これまででベストな状態でした。
貧血改善により食欲も上がり、体重も維持できたようでした。
14:00からの手術でしたが予想外の事態。
エコーで嚢胞に冒されている臓器は 右腎臓だと思っていたのですが
肝臓だと判明。
肥大により形も変え、重なり合う臓器を圧迫していたため
判別困難だったようです。
右腎臓だけの異常で、奇跡的に左腎臓に嚢胞が見られない・・・
そう思っていましたが、腎臓は両方とも正常で
右腎臓は左腎臓に比べて少し小さい程度。
ご存知の通り、腎臓は2つ。
肝臓は1つ。
肝嚢胞も嚢胞腎と同じく
肝臓内に水の入った袋状の腫瘤が出来る病で
処置としては、嚢胞の発生している部分の切除。
しかしながら幸の場合、外壁にも嚢胞が沢山でき
取り除くことが不可能でした。
肝嚢胞は、良性腫瘤の場合が多いそうですが
増殖・肥大化してきていることは確かなため
良性・悪性よりも、増殖スピードが問題となります。
この先、多臓器を圧迫し続ければ多臓器不全となりますが
経過を見守っていくしかありません。
お見舞いに行った際に、開けて閉じただけと知り
ため息しか出ませんでした。
病は開腹してみなければ判らないことがある。
誰が悪いわけでもない。
ただ、右腎臓さえ取り除ければこの先は・・・という
望みがあったため、それが残念でなりませんでした。
落ち込んでいても、時間は過ぎてゆく。
幸を笑顔で迎えるためにも
1日かけて頭をリセットさせました。
この先は、幸が暮らしやすいように
自宅でサポートをしていくことになります。
(お腹が張ってしまうため、この先のごはんはウェットとなります)
ここからが我が家の子達の強いところ。
ジジも 希喜も うみも。
現在も病と向き合っている むぎも。
みんにゃの強さを見てきた幸。
どうか彼女も続いて欲しい。
無知で無責任な繁殖屋からの9年後の呪縛ですが
我が家の みんにゃで辛さを溶かしていけたらと思います。
幸の猫生。
きっと今はこんなもん。
ここから大輪の花を咲かせ
私達の子、我が家の子で良かったと
心から思って貰えるように
ますます溺愛していきます。
甘やかすぞー!! ┗(`・∀・´●)
幸の手術にあたり、皆様の温かい応援がとても力となりました。
心より御礼申し上げます。
この先も、みにゃの親として頑張ります (=`ェ´=;)ゞ