幸 輸血対応
多発性嚢胞腎で、右腎臓摘出手術を予定している幸。
先週は貧血が進んでしまい
貧血改善のために食事を高栄養に変更し
ネスプ(造血剤)を接種して
1週間の造血(増血)期間を設けました。
そして1週間経過。
【 7月31日 手術予定日 】
術前検査
体重:3.38kg(-180g)
体温:39.1℃
かなり食べさせてきましたが体重は減少の一方。
1週間で180gの減。
そして・・・
《 血液検査 》
あれだけ食べても維持。数値的には減少です(._.)
結果から、院長先生との相談により
安全をみて、輸血を本日実施し
8月5日に手術を行うことに決定。
午後に輸血をしてくださるとのことですが
幸がB型だと、今現在 病院に供血できる子が居ない。
(猫の80%以上はA型・20%未満がB型・AB型は稀。猫種によって偏りも有)
通院してくれている とぉさんから
我が家にB型がいるかと連絡が入る。
私: いるよ
亡き 希喜のIMHA闘病時に調べておいたのが役に立つ (T ^ T)
それでも出動はないと踏んで、幸の血液型を調べずに
とぉさん帰宅 ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
まぁ大丈夫だろうが・・・
そう思ったのも束の間。
病院から
なんという悲劇
うちのB型の子とのクロスマッチが合わなければ
大掛かりな手段と、手術までの時間をロスしてしまう。
我が家のB型ナイト トラを即刻 連れて行く
体重:5.18kg
体温:38.4℃
《 血液検査 》
完璧!! しかも同血筋
願いながらのクロスマッチも
無事通過し、供血できる存在なのがわかりました(´;∀;`)
(本来 供血猫は1歳~7歳までの元気な子)
トラは4月に鼻腔狭窄症の手術を受け
復活して3ヶ月ほど。
それでも体調万全に戻ってくれていました。
苦しい呼吸が治ったとはいえ
トラの呼吸は通常の子とは違う。
もしものための気管チューブ(気道確保)も用意してくださり
50ccを無事採取。
これを2時間ほどかけて幸の身体に流し込む。
全てに立ち合い、落ち着いたところを確認して帰宅。
2時間後に2人のお迎えにあがりました。
幸は安全を考えて丸1日の見守りが必要。
(トラはもう大丈夫)
監視カメラで見守りながら
今朝
モリモリ食べて、舌の色も良好な幸が居ました(*゚ー゚*)
左腕には、まだ針が入ったまま。
今夜に処置します。
(スコさん達は悪環境からの保護により毎日拭いても目やにが出てしまいます)
幸・・・トラが助けてくれたんだよ
心からお礼を言っておくんだよ(´;∀;`)
そしてトラちゃん。
我が家では君しか幸を助けられなかった。
ありがとう。
そして本当にスコ女のナイトだね
優しい子 (´―`*)
幸はこの体調を維持しながら
8月5日の手術に臨みます。
トラに繋いで貰った分、幸が頑張ってくれたらと願います。
寝不足・全ての緊張感
暑さと冷房の繰り返しや 元々の胃腸の弱さから
帰宅後に私がダウン (;-ω-A メズラシイ
それでも何とか夜の見守りをしつつ
今朝からは復活していますw
まだまだこれからが本番。
気合いを入れ直します (*`・ω・)ゞ
末筆ですが
希喜が貧血の際、ご自身の子の血液型を調べ
報告してくださっていた方がいらっしゃいました。
その子の血液型は B型。(過去ブログ未掲載)
今回、早々に連絡させていただき
トラとのクロスマッチが適合しなかった場合のため
待機をお願いしました。
急遽の連絡・日曜日にもかかわらず、快諾の上の待機。
ご厚情痛み入ります。
お陰様で無事、我が子同士で輸血が出来ました。
あらためて 心より御礼を申し上げます m(v v)m