猫の胃憩室手術





※ 現時点で日本での猫の胃憩室情報がありません。

稀な病の為 記録を残しますが写真や動画など注意してご覧くださいませ。

胃憩室発見からの経緯は前記事までをご参照ください (人-ω-)゚*。★。*゚







手術当日

2025年2月13日 の朝





っと言いつつ、内心ドキドキだった 胡豆さん。

前日の夕飯後から絶食中ですが

自力で食べる意欲も少ないため苦ではない様子でした。






午前中に病院に向かい、術前検査。

手術までに体重増加の指示を受けていましたが

3.51kgと、60g増量できました。




《 血液検査 》




これまで通り、完璧な状態をキープ。

無事にお預けを完了しました。






午後に入り手術開始。



下の画像をクリックしますと手術中の写真となり

胃憩室部位が露わになっております。

苦手な方はご遠慮下さい。











この手術には 全幅の信頼を寄せる

掛かり付けの院長先生が執刀。

そして

他病院の院長先生が助手として入って下さり

    ダブル院長という

万全の体勢で行われたこともあってか

術後すぐに





こんな様子 (´―`*)

まだ瞳孔が開いており

麻酔が残っている状態ですが

大きな手術をした後とは思えない様子に





一安心しました (*´Д`)=3ホッ・・・





摘出された胃憩室の部位ですが

下の画像をクリックしますと胃憩室部位が露わになっております。

苦手な方はご遠慮下さい。






この袋状の中に、ごはんや毛玉が滞在し

胃液過多・吐き気・食欲不振に繋がります。

胡豆の場合、この中にごはんが溜まっていたそうです。




術後、元気に見えても痛みが出るのはこれから。

当日は、とぉさんが泊まり込みで見守りをしました。





案の定、段々と痛みがみえてきましたが

あえて痛み止めは打たず

食事も3日程は絶食の予定。

(術後、絶食無しの病院もあるそうですが経過をみながら対応)





頑張ってくれています (T ^ T)







【 2月14日 】





うろうろしたりと

なかなか落ち着かない状態から

やっと休むようになった頃。





熟睡出来ないようでご機嫌もナナメ・・・



しかしっ!





術後翌日の8時には

目力が復活し、いつもの胡豆さんに!

まぁ、これで退院できる訳もないのです






術後に見守りで泊まらせていただくのは

術後の子に付き添いたいのが大前提。

それと共に院長先生の早朝回診の

ご負担を減らせたらとの気持ちもある。



院長先生が 『 しっかり眠れてすっきりです! 』

と起きてきて下さるのが私達も嬉しく安心。





朝の検査では


体温:39.8度(高め)

体重:3.46kg




《 血液検査 》






白血球が上昇しておりましたが

術後の普通の反応。その他の数値は問題なし。




ということで

看護士さんと先生に交代し、とぉさん帰宅









14日の夕方のお見舞い。





朝まで、とぉさんと一緒だったけれど

痛みの方が強かったのかな。

ツンデレ女王の胡豆さんとは思えぬほどの

デレ対応





頑張ったね、えらいぞ ヽ(´~`)よしよし




この日も絶食でしたが

どうにも食べたいそぶりをするそうです。

先生から見ても順調そのもの。

体温も正常にもどっているようでした。




【 2月15日 】


午前中のお見舞いでは





術痕を気にする素振りをみせたため

エリザベスカラーを装着されたそうです。

小さめのものなので上手に使いこなしているようでした。





とぉさんに甘々な午前のお見舞い。



《 血液検査 》





術後・絶食のため、この数値も理解できます。






夕方のお見舞いでは、保育器の中を

我がもの顔で歩き回る胡豆さんがいました。

痩せていくのが見受けられますが

もう少しの我慢です。





元気過ぎて、帰る気満々でした






【 2月16日 】


午前中のお見舞い。



《 血液検査 》





身体と体重と数値と食欲を鑑みて

食事開始!

カリカリごはんを完食してくれたそうで

(゚ロ゚; びっくり!




ご本にゃんも




猫魂 胃憩室手術より3日後





こんな感じ





夕方のお見舞いでも





食べたものを嘔吐もせず

更に更に元気そう(*゚ー゚*)



おかわりも出してくれていたので

食べやすいように手で与えたところ

『 おいちぃ~(ΦωΦ) 』 と完食してくれました。

(通常の胡豆は気高く絶対に手からは食べない)



今 デレ100%の分

家に戻ったらツン100%にならないか

心配でならない




抗生物質を打っていることもあり

緩めではありますが、うんちもしっかり出てくれ

先生から退院の許可がおり

2月17日の夕方、退院の運びとなりました。




帰宅後も 愛され まめちゃんは

兄妹達から溺愛されるため




猫魂 大歓迎を受ける胡豆さん






抜糸までは気を抜けず要注意です




術後服が苦手なようだったので

カラーに変更しましたが





勘違いをさせてしまうほど

高所ばかり昇ります

気をつけて~ +゚(ノ゚´Д`゚)ノ゚°





初日と言うこともあり

昨夜は寝ずの番をし 今も見守り中です。

帰宅後からは、ごはんを食べないので

本日18日の朝にお食事サポートを行いました。

食べる意欲に繋がってくれると嬉しいです。



心配事はまだまだあれど、無事に手術を終え

帰宅できたことは幸せです。

猫の日も みんにゃで祝おうね♪



完治まで、共に頑張って参ります (。・Д・)ゞ













【 参考体重 】

2024年11月29日:3.71kg

2025年 1月 8日:3.34kg

2025年 2月 1日:3.45kg

2025年 2月13日:3.51kg(術前)

2025年 2月14日:3.46kg(術後翌朝)













【 摘出部位の様子 】



摘出された胃憩室。

動画にも収めましたので載せておきます。

ショート動画はサムネイル変更できないため

苦手な方はスルーしてください。


(字幕をONにしてご覧ください)



















この稀な病の対応が

いつか困っている方のお役に立ちますように。








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