水無月より

つれづれなるままにブログというものを書き綴ってみます。

野草園 その5~世界に1本だけのサクラ

2018-05-30 10:38:05 | 
 今日は朝からどんよりとした空模様です。

雨は降っていませんが、ムシムシしています。

ものもらいも、少し腫れがひきました。

目線にまぶたが入っていたのがなくなり、

視界が良くなりました。

5月も今日と明日で終わりですね。





 さて、野草園の続きです。





サワフタギ(ハイノキ科)


名は、沢を塞ぐくらいに繁るところから来ている落葉低木。

別名「ルリミノウシゴロシ」は、果実が瑠璃色で美しく、

枝は牛の鼻輪を作れるくらい硬いからだそうです。

「ひょうたん池」西側に見られます。




キンギンボク(スイカズラ科)


葉腋から、長さ2㎝程の先が5つに裂けた花を2個ずつ付けますが、

咲き始めは白かった花が、やがて黄色に変わります。

この黄色と白色を金色と銀色に見立てて“キンギンボク”です。

花後に、赤いひょうたん型の実を付けるので、別名は「ヒョウタンボク」。

この果実は有毒です。こちらも「ひょうたん池」西側に見られます。






テマリカンボク(レンプクソウ科)


カンボクの一種で枝先に大きな花の塊(花序)をつけ、すべてが白い装飾花の集まりです。

丸い花序の大きさは6~10cmになりこれが“てまり”と呼ばれる理由です。

あじさいみたいな花ですね。






ケナシヤブデマリ(レンプクソウ科)


山地の湿った場所に多い落葉低木で、太平洋側のヤブデマリに対して日本海側に多く分布します。

葉に毛がありません。花はガクアジサイ似た白い花で、中央に両性花、周りに装飾花が付きます。

装飾花は不揃いに裂け、その内の一つが非常に小さいのが特徴です。 





ツリバナ(ニシキギ科)


花弁が5個の淡緑色の小さな花で目立ちませんが、

秋になると真っ赤な果実が長い柄にぶら下がり目立ちます。





ミヤマカスミザクラ(バラ科)


ミヤマザクラとカスミザクラが自然交配し、新種と認められた世界に一本だけあるサクラです。

花は終わり、実がなっていました。


コメント (4)
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