弱い人間は、
強い人間を、素直に認めることができない。
ネズミは、トラを認めることができない。
だから、トラがどんなに素晴らしくても、
無視し続けるだけ。
他人を評価するためには、
ある程度、強い自己を持たないといけない。
重い家具を支えるには、
床がしっかりしていないとダメ。
弱いに人間には、強い床がない。
重い家具を、部屋には入れられない。
つまり、素晴らしい人間を、無視し続ける。
と同時に、支えるだけの自信もない。
口先では「あんな重い家具、必要ないさ」と思い続ける。
自己欺瞞だ。
ところが、心のどこかでは、
重い家具の素晴らしさを知っている。
本当は、部屋の中に入れたいとも思っている。
そして、もうひとつ。
弱い人間の特徴は、いつも、
「明日やろうかな」と思っていることだ。
どうして、今日やらないのか?
思い立ったら、すぐにするのが、強い人間の特長だ。
こんなダメな弱い人間も、いきり立つ時がある。
素晴らしい人間が失敗した時だ。
素晴らしい人間が、1億善いことしても、
1つ失敗すると、
それを、「ここしかない!」というように、
口をきわめて、口撃するのだ。
非難するのだ。
アホか!
そうじゃないだろ!
どんな人間も、未熟だ。
ときには失敗もする。
人生に躓く。
素晴らしい人間も当然失敗する。
なのに、普段はメチャ世話になっているのに、
大声で非難するのだ。
そうやって、イエス・キリストは、死んでいった。
一人の味方もなく、死んでいった。
本物の素晴らしい人間から、
いろいろなことを学び、
人生を豊かにしたいものだ。
得ることはたくさんあるはずだ。
そして学んだことは、すぐに実行に移すことだ。
イギリスの諺に、
「地獄への道は、善いことをしようという思いで、舗装されている」
というのがある。
いくら善いことをしようと思っても、
行動しないと意味がない。
できるだけすぐに行動しないと意味がない。
「明日やろう、明日やろう」と思い、
結局は、世間が怖くて、何もせず、
家族が怖くて、何もできず、
そういうアホたちは、死後、地獄に堕ちてゆく。
最後は、人間、一人だろ?
家族も友人も関係ない!
のんべんだらりと、生ぬるい毎日を送っている君たち!
さっさと行動せんかい!