♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
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人間って、面白い・・・・今日は特別の日なり!

2012-10-07 00:30:36 | 日記

競馬騎手の藤田伸二。

 

1786勝している大ジョッキーだ。

(2011年までの中央競馬での通算勝ち鞍)

 

ところが、競馬学校時代は、

超悪!

 

考えられる悪いことは全部やった。

 

とくに煙草は中学2年のときから

競馬学校時代を含めて一日も切らしたことがない

 

2年生の時、ついに無期停学。

 

退学覚悟でいた。

 

だが、なんとか、復学できた。

 

卒業してからがすごい。

 

ダービーや有馬記念も勝った。

 

「特別模範騎手賞」を2度取っている。

こんなこと、競馬史上、初めてのことだ。

 

フェアープレー賞は、なんと15回だ。

 

つまり最低の人間が、

最高の栄誉を得たことになる。

 

人間の評価などは、あてにならない証拠だ。

 

しかし藤田伸二よ、油断してはならないぜ。

 

藤田も、死後、どんな評価が待っているか?

 

いい気になっていたら、とんでもないことになろう。

 

ところで今日、2012年10月7日は、ちょっとすごい日だ。

 

パリで、ヨーロッパ競馬最大の祭典、
凱旋門賞【Qatar Prix de l'Arc de Triomphe】が行われる。

 

なんと日本馬のオルフェーヴルが、大手ブックメーカーで、2番人気。

 

もし勝てば、日本馬としては、初めてのことだ。

(日本時間23:25)発走予定・・・出走馬18頭

 

今まで、二着が2度あっただけ。

日本馬の優勝はない。

 

ちなみに、オルフェーヴル(ORFEVRE)とは、

フランス語で、金細工師という意味だ。

 

オルフェーヴルは

日本の三歳馬のクラシックレースを全部勝利。

最高レースの有馬記念も勝っている。

 

オルフェーヴル誕生には、ドラマがある。

最初、母親のオリエンタルアートは、

あのディープインパクトの子供を設けようと、

3度交配したが、全部失敗。

 

結局、ステイゴールドと交配し生まれたのが、

オルフェーヴルなのだ。

 

オリエンタルアート、ご苦労さん!

4度も、セックスするなんて。。。

 

ところで、

日本の日本人は知らないだろうが、

競馬の意味は、先進国では、予想外に大きな意味を持つ。

 

その証拠に、

競走馬の強い国と、世界の国の成熟度は、比例する。

 

競馬の強い国は、上位3位がアメリカ、イギリス、フランスだ。

 

その他、競馬の結果は、世界の大事件とシンクロする。

2001年の有馬記念は、

マンハッタンカフェが優勝。

ニューヨークマンハッタンで、あの同時多発テロの起きた年だ。

 

アフリカ・コンゴの戦争も、日本の競馬に表れている。

 

こういうことは、競馬ファンなら、誰でも知っている。

 

ところで、

ヒット大地が子供のころ、日本の競馬の水準は、

世界レベルよりも、ずっとずっと下であった。

 

日本馬が海外遠征すれば、

30馬身差のドン尻・・・などは、しばしばであった。

 

しかし、今、トップに追いつこうとしている。

 

1990年以降、日本の馬が世界の一流レースで勝つようになった。

 

2011年は、ドバイで、

世界最高峰のレースに、日本のヴィクトワールピサが優勝している。

 

これらは、JRA(日本中央競馬)関係者や、生産者、馬主などの努力のたまものだ。

そして、最大の功労者は、競馬ファンだ。

 

そしてさらに上を行く功労は、競走馬に捧げるべきだろう。

 

競走馬がいないと、競馬が成り立たないのだ。

 

もしもオルフェーヴルが凱旋門賞を勝てば、

競馬関係者にとって、

まるで夢のような出来事。

 

日本プロ野球のWBC優勝や、

なでしこジャパンのワールドカップ優勝よりも、

世界史的には、10倍くらい大きな意味をもつだろう。

 

なぜなら近代競馬の歴史は1540年に始まるのだ。

近代競馬は500年近くの歴史を持っているのだ。

 

サッカーや野球とは、歴史の重みが違うのだ。

 

オルフェーヴル、がんばれ!

 

君なら、やれるぞ!