マツコデラックスは、とても人気がある。
ただ、ヒット大地は、
この男、好きじゃない。
まず、栄養学者のヒット大地としては、
あの140キロの巨体は許せない。
・・・もちろん、巨体だから、差別するわけではない。
健康のために、意見するのだ。
健康的に言うと、デブは・・・
- 心臓に負担がかかる
- 多すぎる体脂肪は、体にとっては、重荷だ
- 高脂血症は、動脈硬化の元だ
- 炭水化物の摂りすぎは、糖尿病の主因だ
- 巨体は、股関節、膝関節を痛める
・・・などのマイナス面がある。
正直言えば、医学的には、万病の元・・・と言っていい。
やはり、真面目な話、巨体は、避けるべきなのだ。
またマツコデラックスがテレビに出ると、
巨体が公認されているようで、
子供への影響も、いいとは言えない。
(マツコは、余計なお世話と言うだろうが)
また「巨体は、心の病気である可能性が高い」と言える。
彼らは、どうしても、食べざるを得ない・・・のだ。
きっと、心のどこかに、強烈な飢餓感があるのだ!
不安神経症なのかもしれない。
愛が足りないのかもしれない。
かと言って、ダイエットも難しいし、つらい。
ところが、
ヒット大地の大根ダイヤモンド・ダイエットを行うと、
簡単にダイエットできる。
これで、ぜひ、やせて欲しいものだ。
これはマツコデラックスのために言っているのだ。
(ヒット大地は、人間の行為を批判するが、
人間自体を拒否することは、決してない。
人間の評価は神の領域なのだ。
だから、マツコという人間を否定することはない。
マツコの痩身を、心から応援している!)
マツコデラックスの人気があるのは、
自分の意見を、どんどん言っているからだ。
これ自体は、大いに、評価する。
しかし、ヒット大地から見ると、まだ甘い。
なぜなら本当に強い者を、批判しないからだ。
これは和田アキ子、テリー伊藤などにも共通している。
強い悪には、弱く、弱い悪には、強いのだ。
マスコミで飯を食っている毒舌者に共通していることだ。
相手の腕力を見て、批判しているのだ。
だから、権力のある者は、できるだけ批判しない。
これを言うと、本人たちは、
「そんなことはない!」・・・と反論するだろうが、
ネタは上がってるぜ、ベイビー!
たとえば
ナベツネなどは、いかに独善的で横暴でも、
批判することはないのだ。
芸能界で言えば、ジャニー喜多川の批判は、
いかに少年たちが「ケツの穴が痛くてたまんねえぜ」と訴えても、
決してできないのだ。
ただ、日本の社会は、「なあなあ」の馴れ合いだ。
「びしっ」と、非難できる人は少ない。
そこで、マツコデラックスのようなポンコツ小心毒舌家でも、
いや、ポンコツで小心だからこそ、無難なヤツ・・・と思われ、
テレビで、もてはやされるのだ。
マツコデラックスは、毎日、頭の中で、いろいろ考えているだろう。
「どうやったら、マスコミで、生き残れるか?」
そして生き残るために、小悪者を、バンバンいじめるのだ。
当然、大悪は、見逃す。
それを聞いて、視聴者は喜び、ディレクターも、喜ぶ。
ハンサムな男や美人の女が、非難すれば、
頭にくるが、
「デブのオカマ」が言えば、
笑ってすませられるのだ。
(注:ただし、マツコ自体は、「自分はオカマではなく、男である」と公言している・・・
これは結構大切なことだ。
だが、これも、マツコが、いろいろ考えた挙句、到達したマスコミで生き残る方法なのだ)
マツコは人生訓じみたことを言う。
しかし、ヒット大地は、マツコの人生訓で、感動したことは、一度もない。
人間道徳として、当たり前のことを言っているだけだ。
だが、これも、最近も学校教育では、
マトモなことを言う教師が少ない。
くちばしの黄色のアホ教師ばかりだ。
それで、勉強に疲れた子供たちにとっては、新鮮に聞こえるだけだ。
人生訓については、美輪明弘の方がずっとずっとマシだ。
彼の言うことは、心にずしんと響く。
美輪明弘は、相当頭がいい。
またカバちゃん(KABAちゃん)は正直者だし、
IKKOは面白い。
二人は、きちんとした職業(振付師、美容師)も持っている。
その他・・・
楽しんごは整体師。
美川憲一は歌手・・・という立派な才能がある。
その点、マツコはどうだろう?
しかし、マツコにも、存在意義はある。
彼は文章も書ける。
そう。テレビにさえ出なければ、
「一人の人間」として、傾聴すべきことは、言っているのだ。
これは、学校や家庭で、
何も教えられていない少女や、
ノーテンキなオバサンたちには、
プラスになる面も多いだろう。
そしてもう一つ!
マツコの大きな存在意義があった。
外見が醜くても、いい。
変人と思われようとも、いい。
女装をして、たくましく生きている点!
・・・これだ!
これは、とても大切なことなのだ!!
人生で最も大切なことの一つと言ってもいいだろう!
この点は、世間体を頼りに生きている日本のバカ男女には、
ぜひ見習って欲しいものだ!
人生とは、他人からバカにされ、
ツバを吐きかけられ、
血ヘドを吐こうと、生きなければならないところなのだ!
人制劇場とは、
どんなに苦しくても、生き続けるところなのだ!
おまえら、自殺なんて、絶対するなよな!
才能が無くても、自信が無くても、
堂々と生きぬけ!
その点、マツコは、えらい!
皆が、見習うべき点だ。
ただし結論を言えば、
ヒット大地にとっては、やっぱり
マツコは、ただのデブだ。
世界中の本物の人間から見れば、
これからも、マツコは、「デブのピエロ」であり続けるであろう。
昔、ハリウッドで、太った役者がいた。
太っているから、皆に愛され、役者として、起用された。
ところが、やせると相手にされなくなり、
結局、自殺してしまった。
もしマツコが本当に、自分自身の体を大切にするのであれば、
メシの無茶食いは止め、
すぐにでも、ダイエットを始めるべきだ。
そして、とりあえずは、130キロになるべきだ。