大地一人、30年くらい、紅白を見ていない。
その前だって、
高校生のときに、ちょっと見たくらいだ。
しかし、
最近の20代は、5人に1人くらいは、
テレビさえも、まったく見ないという。
毎日テレビを6時間見たら、
寿命が5年くらい縮まるという。
テレビの良くないことは、
「特殊事例」を、
巨視化することだ。
遠い昔の話になったが、
池田小事件が起きたとき、
全国の学校が、門を閉鎖する傾向にあった。
大地一人、大いにバカバカしいと思った。
あんなこと、10年に一回あればいいところだ。
10年に一回あるかないかのことのために、
わざわざ学校を迂回して、
買い物に行くのか?
10年に一回あるかないかのことのために、
学校のグラウンドで、
放課後や日曜日、一般人が運動できなくなる。
宅間守のような男に殺される確率よりも、
夏の海で、溺れて死ぬ確率の方が、
10万倍くらい高いんじゃないだろうか?
でもテレビで、連日、
池田小事件が放映されると、
「なんとか、しないと」
となる。
放っておいても、
何も起きないのに・・・
今は、テレビよりも、
ネットの方が、100倍は面白いだろう。