田母神俊雄氏は自分を「日本派保守」であると言っている。
そして彼の主張は、
「日本の伝統や歴史を大切に思いながら、
日本を脅かす勢力と向き合い、
自主的に戦おう」
としている。
そして「アメリカ派保守」を批判している。
でも、考えてみれば、
今回の北朝鮮の脅威を考えてみても、
日本だけでは、どうにもならないではないか!
やはりアメリカの力を借りないといけない。
これ、必須だ。
太平洋戦争での反省から見ても、
「日本式の兵器や、レーダーなどの機械設備は、
ぜんぜん、アメリカには適わなかったではないか」。
彼は「自主防衛」と言っているが、
ヨーロッパの国々だって、NATOを形成して、
集団的防衛をしているではないか。
その他、世界中のあらゆる国や、
また、あらゆる動物や虫をみても、
他の生物と「共生」して、自分を守っている!
よく日本は、アメリカ文化により破壊されている
・・・と言われるが、
大地一人から見ると、とんでもない!
・・・と言わざるを得ない。
たとえば、宗教では、キリスト教徒なんて、
日本には、ほとんどいないではないか!
また英語を話せる日本人も、
ほとんどいないではないか!
日本の国会議員にも、
コーカソイド系は、ほとんどいないし、
黒人系もいない。
(英語をペラペラ話せる、佐藤ゆかり議員や河野太郎議員も、
なぜか、なかなか表に出させてもらえない(笑))
経済は、アメリカ資本の会社は、多々あるが、
でも、日本の会社の株式保有割合ひとつを取ってみても、、
アメリカ人が深く参入するのは、とても高~いハードルがある。
またアメリカ人弁護士の活躍はほとんど皆無だ。
町内会になると、
もうアメリカとは全く別世界だ。
これは町内会行事に参加したことのある人は、
皆わかっているはずだ。
またアメリカでは、大統領も社長も、
ファーストネームで呼ぶが、
日本では、死んでもありえないことだ!
先輩後輩関係だって、アメリカにはない、
日本的な特別なならわしだ。
その他、いろいろな風習行事は、クリスマス以外で、
アメリカと共通するのは、あまりない。
最近では、ハロウィーンとかやっているが、
表面上のもので、復活祭などは、
ほとんどやっていない。
・・・というわけで、
日本文化は、アメリカ文化とは、まるっきり違うし、
田母神俊雄氏の言う様に、浸食されているとは、
絶対に思えない。
田母神俊雄氏は自分を「日本の国益を守る日本的保守派」と胸を張っている。
しかし大地一人から見ると、逆だ。
「アメリカや世界の自由主義の国々と手を取ること」こそが、
真の「日本の国益を守ること」なんじゃないだろうか?
田母神俊雄氏は2年くらいアメリカ留学をして、
いかにアメリカと日本が違うかを実感すべきだ・・・って思う。
追記:小林よりのり氏も、2年くらいアメリカ留学すべきだ。
いい勉強になるだろう。
この二人は、どうも、
まるで場違いなことを言っているとしか思えないのだが・・・。
ただし、二人の意見も、必要ですけどね。
いい参考になりますよ。
怖いのは、全体主義です。
思想統制です。